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『オートクチュール』ハサミを落とすと悪運を招く?世界最高峰メゾン、ディオールの迷信の真実は…本編映像到着

オートクチュール

『オートクチュール』(3月25日(金)公開)の本編映像が解禁された。

孤独を抱えながらも仕事に打ち込んできた女性と、夢を見ることさえ知らなかった少女。
境遇も年齢も正反対のふたりの人生が、世界最高峰の一流メゾン、ディオールのアトリエを舞台に交差する――。

主演にフランスが誇る名女優ナタリー・バイを迎え、対する少女役には『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』などの話題作に出演し、目覚ましい活躍を見せるリナ・クードリ。時に反発し合いながら、時に母娘のように、そして親友のように、厳しいオートクチュールの世界で彼女たちが本当に大切なものを手に入れるまでを、監督・脚本のシルヴィー・オハヨンが、繊細かつ深みのある人生ドラマとして描ききった。

このたび解禁されたのは、ディオールの迷信が描かれた本編映像。ガチャリ!大きな音を立てて見習いのジャド(リナ・クードリ)が手にしていたハサミが床に落ちた。その瞬間、アトリエの職人たちの手がピタリと止まり、顔色が曇る。「ハサミを落とすのは不吉。」「そうよ、悪運を招くの。」ただハサミを落としただけなのに、アトリエの空気が一瞬で凍りついたことにびっくりしたジャドは「ハサミは爆弾じゃない。」と困惑した顔で反論をする。

リナ・クードリに、演じたジャドが自分とは正反対の世界に惹かれたのは何故か、と問うと「知らない世界への好奇心だと思う」と語る。「慣れない環境にやってきた彼女は、自分の土俵ではないので落ち着きかないけど、それでも新しいものを見て、自分なりの意味を見つけようとします。」という言葉通り、本編映像中では、エステルの「全員キッチンへ」の声に素直に従い、手に塩を塗られて洗い流すお浄めの儀式を行うシーンが描かれる。

このシーンに関連して、本作のアドバイザーでありディオール1級クチュリエールのジュスティーヌ・ヴィヴィアンに「ディオールのアトリエ内独自の決まり事やジンクスなどはありますか?」と聞いたところ「映画の中のシーンは少し脚色されたものです。ディオール独自の決まり事やジンクスは特にありません。」と回答。このシーンは本作中だけのジンクスだということが明かされた。

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