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『ナイトメア・アリー』ブラッドリー・クーパーとケイト・ブランシェットの圧倒的な演技に五感から惑わされる本編映像解禁!

ナイトメア・アリー

『ナイトメア・アリー』(公開中)より、 スタン(ブラッドリー・クーパー)とリリス(ケイト・ブランシェット)の本編映像が解禁された

“読心術”での成功だけでは飽き足らず、自身の読心術を見破った聡明な精神科医リリス・リッター博士と手を組んで、より危険とされる“霊視術”にまで手を出したスタン。霊視術でも顧客を華麗に導き、成功に酔いしれる一方、リリスは謝礼の分け前を断り、スタンとは違って一切の欲を見せようとしない。モリーに見つからないようにと謝礼の全額を預けようとするスタンに「私を知らないのに」と試すように問いかけるリリス。スタンは「善人ではない、俺にはわかる、俺も同類だから」とリリスを見切っているかのように囁く。手を組んでも尚、互いの腹を探り合い、まったく本性を見せない2人の対決の行方に目が離せないワンシーンとなっている。

成功への野心に溢れながらも、本当の自分を決して見せようとしない主人公スタンを演じたブラッドリー・クーパー「役者は役柄の育った環境を肯定しなくてはならない。こちらが腹を割れば、向こうも腹を割る」と持論を展開。本作においても「ギレルモと私は、スタンをミシシッピ州カントン出身という設定にするところから始めた。ひとたびその声色が決まると、他のすべての設定が決まっていった」とスタンの出身からヒントを得て、声から役作りを始めたことを語っている。

一方で、本作でスタンと渡り合い、対峙するリリスを演じたケイト・ブランシェットも、劇中でスタンと対になるリリスさながらにブラッドリーと同じく声色から役作りをしたようで、「スタンの脳みそに刺さる声にしたかったのです。悪魔のようなジミニー・クリケット(※コオロギのディズニー・キャラクター)です。ノワールなジミニー・クリケットですよ」と、リリスを彷彿とさせるような不敵なコメントを残している。劇中のキャラクターとしてはもちろん、役者としても対峙し、五感を震わせる程の名演をみせる2人は必見だ。

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