イルミネーションが贈るシリーズ最新作『ミニオンズ フィーバー』(7月15日(金)全国公開)に参戦する吹替えキャストが発表され、さらに日本語吹替版の予告映像も解禁された。
怪盗グルーとミニオンたちのはじまりの物語を描く最新作の舞台は1970年代。悪のボスとなるずっと前の12歳の少年グルーが、ケビン、スチュアート、ボブ、オットーといったミニオンたちと出会った頃まで物語は遡る。
まずは本作で少年グルーが憧れる世界で最も名高いヴィランのチーム「ヴィシャス・シックス」の創始者であり、少年グルーが敬愛する年老いた皮肉屋の悪党ワイルド・ナックルズに、ミュージカル界のレジェンド、俳優の市村正親が決定。世界的に人気がある作品に参加したことについて、「ミニオンという名作に声の出演が決まった時は僕自身驚きましたが、何よりも息子たちが『ミニオン(の最新作に)出るんだ!嬉しい!楽しみ!』と喜んでくれたことが僕にとっての一番の喜びでした。」と愛する我が子達からの喜びの反応を明かした。
演じるにあたり、「(ワイルド・ナックルズの)仲間を大事にする人情深さ、日本でいうと義理と人情の世界の意識を持った人間味のある雰囲気を演じたつもりです。声質はどちらかというと低めで演じましたが、途中で派手なアクションがいっぱいありますので、ワァ~みたいなセリフ(叫び声)は高い声を使っていたり、シチュエーションによって使い分けました。」と「ミニオン」シリーズならではの工夫した点も語った。
重要な人物を演じたことについて、「(ワイルド・ナックルズの)キャラクターを見て風貌が僕に似ているなと思いました。筋骨隆々というよりは華奢な感じで、僕の親父に似ていて。親父に似ているっていうことは、せがれは僕ですから(似ているなと思いました)。それに最近、親分肌のような役柄も多いので親しみやすく、演じることが出来ました。仲間を大切にするというのが、ワイルド・ナックルズの根底にあるテーマです。グルーとミニオンたちの理念に通じるところがあるのかもしれませんね。僕はまもなく俳優生活が50年になるんですけども、やはり50年やってきた俳優としての重みというか、自然と身についている部分はワイルド・ナックルズと似ている部分があるかなと思います。そして彼のユーモアなセンスも、僕も多少は兼ね備えているんじゃないかなという気がしています。正反対な部分はあまり悪いことをしたくないところですかね。彼はグルーが憧れる悪党ですが、僕はやっぱり憧れられる俳優でいたいなと(笑)。」と演じたワイルド・ナックルズとの共通点も明かした。
続いて、ワイルド・ナックルズからリーダーの座を荒々しく奪い、ヴィシャス・シックスの新リーダーとして君臨。クールで自信に満ちカリスマ性あふれるベル・ボトムには女優の尾野真千子が決定。ミニオンズの作品を何度も鑑賞。グッズをたくさん所有しており、USJにも何度も足を運ぶ“大のミニオンズ好き”を公言する尾野は、「お話しを頂いたときは本当に嬉しかったです。普段、女優をやっていて、このような機会にめぐり合えないのですが、(いつもと)違う新たな自分を見ることができるかもしれないと様々な希望を感じました。一番嬉しかったのは、私の親族、姉妹やその子どもに絶対に喜んでもらえるだろうと思って、本当に鳥肌が立つほど嬉しくて、今回絶対頑張ろうと思いました。」と力強く意気込みを語った。
さらに、吹替えで苦労した点は、「監督からビートを刻むような発声とセリフの言い回し、いつも踊っているようだけど気の強い、そんなセリフを聴かせてくださいとご注文がありまして。でも私の中にはビートとか踊っているようなものがなかなか見つからず苦労しまして、動きながらセリフを言ったりしました。(笑)人を見下すようなセリフが結構多いので、普通の立ち方でしゃべっていると、声が上からにならない(高圧的にならない)ような気がして、これは気持ちからだなと思って。その辺にあった椅子を持ち出し、乗って、結構高い位置から『ヘイ、ベイビー!』と演じてみたら、『いいんじゃない!?』とお褒めをいただいたので、『これだ!』と思ってお立ち台を貫きました。」と独特のアフレコ方法を明かした。
最後は、普段はひっそりと鍼灸院を営み、あることをきっかけにミニオンたちの師匠となるカンフーの達人マスター・チャウ役に、今や世界を舞台に活躍中のエンターテイナーでお笑い芸人の渡辺直美が決定。尾野と同じくミニオンの大ファンだという渡辺は、「めちゃくちゃ嬉しいですね。まさかミニオンの世界に入れると思ってなかったのでテンションが超ブチ上りました!本当に大好きで、実はミニオングッズが家にあるんですよ。ですから、すごく嬉しかったですし、光栄でしたし、ミニオンたちを助ける素敵な役ということでさらに嬉しかったです。」と喜びを爆発させた。
自身の演じたキャラクターについては、「マスター・チャウは普段はみなさんの身体をほぐす針灸師ですが、実はカンフー・マスターという違う一面があるカッコいい女性です。かなり強くて、優しそうな見た目ですが、いざというときのカッコよさがハンパないキャラクターです。注目して欲しいところは動きや言葉ですね。こんなことが言える大人になりたいと思いました。本当に自分で言いながら勇気をもらったし、子どもたちだけじゃなくて大人も結構グッとくる言葉を、マスター・チャウが言ってくれるので。やる気がみなぎるし、彼女の教え方の中に素敵な言葉が入っているのが見どころですね。」とその魅力を語った。
そして自身との共通点については、「もし誰かが外で喧嘩していたら、私は絶対仲裁に入りません。マスター・チャウは『はぁ』となりながらもお客さんに『ちょっと待っていてくださいね。』と待たせて(仲裁しに)行きますが、私はもう絶対外には出ません、怖すぎて。そういったところは逆ですね。似ているところはあまりなく、どちらかというとミニオンたちのテンションのほうが似ているかもしれません。適当に『イェーイ』とか言って大人に怒られるパターンが多いので。(笑)」と語り、自身の“ミニオンな一面”を持っていることを明かした。
さらにあわせて解禁となった日本語吹替版予告にはパワーアップしたミニオンたちのハチャメチャが盛り沢山。世界的大ヒット作『ジョーズ』を劇場へ観に来たミニオンズと少年グルー。しかし、あいにく満席…ミニオンズと少年グルーは、オナラ爆弾を爆破させて、劇場を占領する。日常的に悪巧みを繰り返し過ごしていた彼らの前に、グルーが憧れる世界で最も悪名高き悪党チーム“ヴィシャス・シックス”が現れ、グルーが誘拐されてしまう。少年グルーを救出するために、ミニオンたちは鍼灸師でカンフーの達人マスター・チャウのもとで強くなるための過酷な修行を開始するのだが…。本作で加わる新ミニオン、オットーの三輪車の大爆走やパイロットになって飛行機を操縦したり、空手の板割にチャレンジしたりと大忙しのミニオンズが前作からさらにパワーアップし、スクリーンを縦横無尽に大暴れ。ラストには燃え盛る街中で怪物達との壮絶!?なバトルシーンも。果たして、ミニオンズは大切な”ご主人“少年グルーを無事救出できるのか!?
作品タイトル:『ミニオンズ フィーバー』
声の出演:スティーヴ・カレル ほか
監督:カイル・バルダ『怪盗グルーのミニオン大脱走』『ミニオンズ』
プロデューサー:クリス・メレダンドリ『怪盗グル―』シリーズ、『SING/シング』、『ペット』
全米公開:2022年7月1日[予定]
原題:『Minions: The Rise of Gru』
配給:東宝東和
公式サイト:minions.jp
公式Twitter:https://twitter.com/minion_fanclub
公式Facebook:https://www.facebook.com/minions.movie/
公式Instagram:minion_officialjp
コピーライト:(C)2021 Universal Pictures and Illumination Entertainment. All Rights Reserved.
7月15日より、全国公開!
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