映画『ゲティ家の身代金』リドリー・スコットにしかできない映画史に残る偉業、再撮影までの軌跡をまとめた特別動画解禁

ゲティ家の身代金

巨匠リドリー・スコット監督作、映画『ゲティ家の身代金』が5月25日(金)に日本公開となる。この度、セクハラ問題からのケビン・スペイシー降板、再撮影に至るまでの騒動をまとめた特別映像が解禁された。

映像は、リドリー・スコット監督の「理由は簡単だ。一人の行いが全員の仕事を台無しにする事などあってはならない」という力強い言葉からスタート。急遽決定した再撮影に対して、ミシェルは、「再撮影に迷いはなかったわ。むしろ喜んで引き受けたわ。」「リドリーはリスクを恐れなかったわ。」と監督との絶対的な信頼関係が伺えるコメントを送っている。またマークも、「誰もがベストを尽くそうと集まったよ。」と全員が一致団結して再撮影に望んだ旨を語っている。そして急遽オファーがあったクリストファーは「リドリーから電話をもらって興奮したよ。彼と仕事をしたいと思っていた。」とその際の喜びを語り、「こんなにも手短にやるなんて、リドリーの勇気はすごい」と監督の大胆な決断とその実力を褒め称えている。そんなキャストのインタビューに本編映像を織り交ぜながら、公開までの怒涛の流れで展開されていく映像は、自然と本作への期待が高まること間違いなしの内容となっている。

公開1か月前の再撮影というだけでなく、役者も変えて撮影するという前代未聞の撮り直しは無事成功し、当初の公開日に間に合わせることが出来た本作。更に驚くべきことにクリストファーはこの演技で、史上最年長でアカデミー賞にノミネートされた。ほんの数か月の間に劇的な展開を見せ、映画業界に留まらずジェンダー問題など様々な話題を振りまき、世間の注目を集めている本作に是非ご注目いただきたい。

ストーリー
“世界中のすべての金を手にした”といわれる大富豪ゲティ。17歳の孫ポールが誘拐され1700万ドルという破格の身代金を要求されたゲティは、こともあろうことかその支払いを拒否。彼は大富豪であると同時に稀代の守銭奴だったのだ。離婚によりゲティ家を離れ一般家庭の人間となっていたポールの母ゲイルは、息子のために誘拐犯のみならず【世界一の大富豪】とも戦うことに。警察に狂言誘拐を疑われ、マスコミに追い回され、疲弊していくゲイル。一方、一向に身代金が払われる様子がないことに犯人は痺れを切らし、ポールの身に危険が迫っていた。それでもゲティは頑なに支払いを拒む。愛する息子を助け出すため、母は一か八かの賭けに出るのだった…。

作品タイトル:『ゲティ家の身代金』
出演:ミシェル・ウィリアムズ/クリストファー・プラマー/ティモシー・ハットン/ロマン・デュリス/チャーリー・プラマー/マーク・ウォールバーグ
監督:リドリー・スコット
脚本:デビッド・スカルパ
原作:『ゲティ家の身代金』ジョン・ピアーソン(ハーパーコリンズ・ジャパン刊)
配給:KADOKAWA

公式サイト:getty-ransom.jp
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5月25日(金) 全国公開

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