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映画『君がいる、いた、そんな時。』2022年夏、DVDリリース決定 ―迫田公介監督のコメントあり

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迫田公介監督の長編初映画『君がいる、いた、そんな時。』のDVDが、今夏リリースされることが決定した。

日本人とフィリピン人のハーフで、クラスでは“ガイジン”といじられる小学6年生の男の子。空回りして周囲から浮いているが、いつも笑顔で自分の居場所を求めている同じクラスの男の子。
彼らに、明るく接してくれる図書室の新任司書の女性。だが彼女には、誰にも話していない秘密がある…。
本作はそれぞれに悩みや問題を抱えながら不器用に生きるこの3人が織りなすハートウォーミングな物語が描かれる。

本作は、東京・二子玉川にて開催された日本最大規模の子どもたちの国際映画祭、第28回キネコ国際映画祭(2022年3月18日(金)~22日(火))のチルドレン長編部門に出品、CIFEJ(国際子ども映画連盟)賞を受賞した。
さらに、審査員の一人、インドの映画製作者でプロモーターでもあるジテンドラ・ミシュラ氏の推薦により、インドのスマイル国際児童・青少年映画祭(Smile International Film Festival for Children & Youth/4月24日(日)~30日(土)開催)への招待出品も決定。

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キネコ国際映画祭のフェスティバル・ディレクター・田平美津夫氏からは、「『迫田作品』がこの勢いで世界の映画祭から注目されますよう期待しております」と、またミシュラ氏からは「『君がいる、いた、そんな時。』という映画は無邪気な友情をうまく描いていると同時に、最近、世界中の学校で深刻な問題となっているいじめという重要な話題を取り上げています。映画制作のスタイルは実に印象的で、インドの若い観客がこの映画を気に入ってくれることを願っています。この映画を今年のプログラムに加えることができて嬉しいです。キネコ国際映画祭と田平美津夫氏に感謝します」とのメッセージが寄せられた。

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また、ブータン王国のドゥルック国際映画祭(DIFF)が月間で行っている2022年2月の国際最優秀長編賞を受賞し、同映画祭(DIFF)が12月に行う年間の最優秀賞Golden Dragon Awardへもノミネートされている。

主人公・岸本正哉を演じるのは、本作の設定と同じく日本人とフィリピン人のハーフで今作が初主演となるマサマヨール忠と、呉市内で行われたオーディションで同級生の香山涼太役に大抜擢され初主演・初出演を飾った坂本いろは
本作の主要キャストとしては、2人が大切に想う存在の新任司書・山崎祥子を演じる小島藤子。子どもたちを理解する校長先生役に個性派俳優として注目を浴びる、阪田マサノブ、そして広島で人気の中国放送アナウンサー・横山雄二が正哉の父親役に扮している。

キネコ国際映画祭公式サイト:https://kineko.jp
スマイル国際児童・青少年映画祭公式サイト:https://siffcy.org/
ドゥルック国際映画祭(DIFF)公式サイト:https://diff-bt.com/ 

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迫田公介監督コメント

国際映画祭、海外での上映は目標のひとつでもありました。この映画の主人公の1人は海外ルーツの少年です。ですが、悲しく思ったり楽しく思ったり、優しくしてあげたいと思ったりはどんな人でも同じだと考えています。
だからこそ日本以外の方々にもこの映画『君がいる、いた、そんな時。』が受け入れられていることがとても嬉しいです。優しく思い合える世界に、優しく思い合おうとする世界になりますように。

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