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『帰らない日曜日』10代~40代を演じ分けたオデッサ・ヤングが役作りと特殊メイクについて語るインタビュー映像解禁!

帰らない日曜日

第74回カンヌ国際映画祭をはじめ、世界中の映画祭に出品され高評価を獲得し、第88回アカデミー賞6部門にノミネートされた『キャロル』のプロデューサーが贈る最新作『帰らない日曜日』(5月27日(金)公開)より、主人公ジェーンを演じたオデッサ・ヤングが役作りと特殊メイクについて語るインタビュー映像が解禁された

原作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛された小説「マザリング・サンデー」。舞台は1924年、第一次世界大戦後のイギリス。天涯孤独なメイドのジェーンは英国名家の跡継ぎのポールとの秘密の恋に身も心も捧げるが、たった一日のある出来事が、すべてを変えてしまう。

天涯孤独のメイドであるジェーンが小説家として成功するまでの生涯を10代・20代・40代の3世代に渡り演じ分け、堂々たる演技を魅せたオデッサ・ヤング。撮影時、22歳だったヤングが40代の女性を演じるのは安易なことではなく、プレッシャーを抱えていたと明かす。「15、6歳から40代の女性を演じるのは初めてでしたし、撮影が始まる2週間前までは役が務まるのかどうか不安でした。感情の振れ幅が激しい本作のような作品で、本当に才能のある人たちに囲まれて演技が出来たことは幸運でした。」とヤングが語るように、役作りの大きな手助けになったのが、ナディア・ステイシーによる特殊メイクだ。

ステイシーは、映画『クルエラ』(2021)で第94回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされるなど、近年目覚しい活躍を見せている。40代のジェーンには、やりすぎず、自然体でありながら、時代の経過を感じさせる技巧を凝らしたメイクを施した。ステイシーは「歳をとった登場人物を描くときに、ものすごく老けさせて見せる映画もありますが、人によっては老いてもあまり変わらない人もいます。ヘアメイクは、そのキャラクターにとって何が正しいかを見極めることが大切なのです。」と極意を語っている。

帰らない日曜日
帰らない日曜日

本映像でも、ヤングはステイシーのさりげないメイク術を絶賛しており、自分の母親とそっくりな仕上がりに驚いたという。「特殊メイクはある意味、私を解放してくれました。多くの俳優にとって、自分の顔を忘れられることは大きな転換になります。本作の“仮面”の存在は大きな力になりました」と、ジェーンのような難しい役どころにアプローチするには、特殊メイクは必要不可欠だったと明かしている。

ヘアメイクだけでなく、煌びやかな衣装、イギリスの豊かな風景に溶け込む美しいセットなど、アカデミー賞常連スタッフが集結した本作ならではの注目ポイントを、是非スクリーンでチェックいただきたい。

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