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『帰らない日曜日』アカデミー賞常連スタッフのサンディ・パウエルが手掛ける衣装について撮影裏エピソードが到着!

帰らない日曜日

『帰らない日曜日』(5月27日(金)公開)より、アカデミー賞常連スタッフのサンディ・パウエルが手掛ける衣装について、撮影裏エピソードが到着。時代を反映した豪華絢爛な衣装をコリン・ファースとオリヴィア・コールマンが絶賛するインタビュー映像とメイキングカットが解禁となった。

原作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロや、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛された小説「マザリング・サンデー」。舞台は1924年、第一次世界大戦後のイギリス。天涯孤独なメイドのジェーンは英国名家の跡継ぎのポールとの秘密の恋に身も心も捧げるが、たった一日のある出来事が、すべてを変えてしまう。

監督は、カンヌ国際映画祭常連のエヴァ・ユッソン。W主演を務めるのは、今大注目の新星女優、オデッサ・ヤングと、大人気ドラマ「ザ・クラウン」で各賞を席巻した人気急上昇中の英国俳優、ジョシュ・オコナー。さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンという、アカデミー賞受賞俳優の贅沢な共演が実現。

本作の衣装を担当したサンディ・パウエルは、アカデミー賞を3度受賞し、『キャロル』(15)や『シンデレラ』(15)など数々の話題作の衣装デザインを手掛け、アカデミー賞に史上最多の15回ノミネートされた記録をもつ。本作のプロデューサーであるエリザベス・カールセンとスティーヴン・ウーリーとは長年の友人関係にあり、キャストからの信頼も厚い超一流スタッフである。

その仕事ぶりは『女王陛下のお気に入り』(18)でパウエルとコラボしたオリヴィア・コールマンも「本当に天才」と絶賛するほどで、「衣装のうち少なくとも2着は彼女の家にあった生地を使っています。私にはカーテンみたいに見えたのですが、彼女がアレンジしてピンで止めると、驚き!1920年代の衣装が出来上がったのです!」と、機転を利かせた職人技に驚きを隠せなかったという。

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また、コリン・ファースは昼食会のシーンで着用した緑色のウェストコートがお気に入りだそうで、「衣装は役を理解するのに非常に役に立ちます。プロジェクトの始めからサンディとよく話し合い、ニヴン氏というキャラクターの理解を深めました。彼女との会話のなかで、ニヴン氏は出版業者だというアイデアがでて、想像を膨らませました。彼女のように洞察力のある人と一緒に組むと、物事がよりクリアに見えてきます。」と明かし、役作りの上で衣装が大きな役割をもたらしたと語っている。

本作では、1920年代~1980年代に渡り、メイドのジェーンが小説家となって成功するまでの生涯を描いているが、どの年代のジェーンも赤を基調とした衣装を着用しているため、グレンダ・ジャクソンが演じる後年の姿でも、一目で昔の彼女と同一人物だと観客に認識させることができた。観るものを魅了する煌びやかな衣装にもご期待いただきたい。

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