『わたしは最悪。』「どこまでならいい?」浮気の“境界線”を確かめ合う2人…本編特別映像解禁! ―7月1日(金)公開

わたしは最悪。

ノルウェー発の異色作『わたしは最悪。』(7月1日(金)公開)より本編特別映像が解禁された。

第94回アカデミー賞(R)で脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされ、アメリカでは限定公開だったにもかかわらず、2020~2022年公開の外国語映画の中で、日本でも大ヒットした『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』に続いて、スクリーンアベレージ第3位を獲得するなど数々の記録を打ち立て、世界の映画ファンを虜にしている本作。

監督は『母の残像』『テルマ』のヨアキム・トリアー。カンヌ国際映画祭コンペティション部門とある視点部門に本作を含め3度正式出品されるなど、海外の映画祭で高く評価され、ノルウェーで最もリスペクトされている奇才でもある。

ユリヤを演じるのは、これが映画初主演となるレナーテ・レインスヴェ。子供の無邪気さと愚かさ、大人のずるさと賢明さが混在する年代の感情の揺れ動きを、繊細かつ大胆な演技でグラデーション豊かに表現、本作で映画界の未来を担う存在へと躍り出た。
アクセルには、『パーソナル・ショッパー』『ベルイマン島にて』のアンデルシュ・ダニエルセン・リー。レナーテを輝かせながらも、アクセルの視点から見れば、もう1本の作品が成立するほどの情感のこもった演技で魅了する。アイヴィンには、主にコメディ作品で高い人気を誇るノルウェーの俳優ヘルベルト・ノルドルム

学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。

今回解禁されたのは、ユリヤが、気分転換に紛れ込んだ<知らない人のパーティ>で出会った男性・アイヴァンと<浮気>の境界線について探り合う本編映像

「下心ある?」「まさか」「恋人がいるの」「僕もだ」「浮気は経験あるけど苦手だ」「ええ浮気は…」「よくない」初対面の2人は、自分の心の内を少しづつ明かしながら、慎重に距離を縮めていく。「これは浮気?」「じゃこれは?」ユリヤは相手のビールに口をつけ、アイヴァンは至近距離に近づく。まるで危ういゲームのように出会いを楽しみながら、だけど少しでも自分に正直に生きようとするユリヤの姿を切り取ったものとなっている。

‘最悪’な本音が、‘最高’の共感を呼ぶ、新時代を生きるすべての人に贈る恋と成長の物語『わたしは最悪。』は7月1日(金)公開。

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