グーリー・ナーザー×ティミー・シュー共演、「陳情令」監督チャン・カーラムが手掛けた「風起花抄（ふうきかしょう）～宮廷に咲く琉璃色の恋～」のDVD-SET1 & レンタルDVD Vol.1～5が8月3日(水)リリースとなるのを記念して、本作の第1回が特別公開された。
ヒロイン琉璃（るり）を務めるのは、抜群の美貌を誇る中国のトップ女優グーリー・ナーザー。『映画 真・三國無双』や「三国志～趙雲伝～」など映画やドラマでも活躍する彼女が、本作では辛い過去にもめげずに立ち向かう明朗快活で芯の強い女性を熱演。そんな彼女のパートナーとなるのが、「ハイロイン～上瘾～」「シークレット♡ハウス～恋の相手はトップスター!?～」など数々の作品に出演する中国の最旬イケメンスターティミー・シュー。裴行倹（はいこうけん）という唐の時代に実在し、のちに名将となる青年を演じ、初の時代劇ながら実直で心優しい男らしさで女性たちを魅了する。
また、裴行倹と共に国のため力を尽くす皇太子・李治（りち）役を「鳳囚凰～陰謀と裏切りの後宮～」ジャオ・シュンラン、のちの武則天でヒロインを助ける親切で優しい武媚娘（ぶびじょう）役を「武則天-The Empress-」のシー・シーが好演し、ドラマに華を添える。
そして、チャン・カーラム監督がメガホンを取ったことで、これまでの時代劇とは一線を画するドラマティックな宮廷ドラマとなり、ストーリーはもちろん武則天が生きた唐の時代を豪華絢爛な衣装の数々や荘厳美麗に再現されセットなども話題に。視聴率＆再生ランキング1位を獲得するなど、その人気ぶりもお墨付きだ。
唐の第2代皇帝・李世民（りせいみん）の時代、宮廷で服作りの達人として活躍していた安四娘（あんしじょう）は尚服（しょうふく）局を去り、今は街でひっそりと娘の琉璃（るり）と暮らしながら服作りに励んでいた。しかし、弟子の卓錦娘（たくきんじょう）に頼まれて製作した服のせいで、琉璃を1人残して自殺しなければならない羽目に。母の旧友で不禄（ふろく）院に勤める孫徳成（そんとくせい）の養子となった琉璃は、素性と性別を隠して成長し、宮中で疫病防止の消毒をする医官となる。
そんな中、母から服作りの才を引き継いでいた琉璃だったが、とあることからそれが卓錦娘に気づかれてしまう。危険を察知して宮中を出た琉璃は、あてもなく叔父が営んでいる服屋に向かう道中、裴行倹（はいこうけん）という男と出会い…。
公開された第1回では、のちの武則天となる武媚娘（ぶびじょう）が側室として宮中に入内するため、婚礼衣装を安四娘（マイディーナ）へオーダーするシーンからスタート。宮中の衣装ということで「荷が重い」と心配する如意衣装店の店主をよそに、「誰よりも優しい母上の腕前は天下一品です。母上が作る婚礼衣装なら、長安一の花嫁になれるでしょう」と、幼いながらにも売り込む琉璃。時を同じくして、尚服局の卓錦娘（リー・シンイー）は、皇帝（タン・カイ）の新皇后と噂される冊封前の楊妃（ようひ／シー・ユーリー）の衣装を作り重宝されようと画策。安四娘は久々の卓錦娘との再会で、彼女の悪辣な脅しによりその衣装の刺繍直しをやむを得ず受けることに…。
そして、針仕事を禁じている娘の刺繍を実際に見た安四娘は、その才能を確信し琉璃に激怒。納得のいかない娘に「優れた技が仇となり、皇宮の暗闇に巻き込みたくない」と涙ながらにその想いを伝える。また、科挙のため上京した少年・裴行倹は、蘇将軍（ユー・イエンカイ）に弟子になることを懇願し一度は断られるが、条件付きで弟子入りを認めると言われ…。
幼い頃の琉璃と入内前の武媚娘がすでに出会いを果たしたり、少年の頃の裴行倹が偶然にも琉璃の刺繍が施された手巾を手にすることになったりと、琉璃と裴行倹の運命的な縁の伏線が張られているのも興味深い。これから巻き起こる宮廷の陰謀や、困難に立ち向かいながら愛を深めていく琉璃と裴行倹の“運命的な出会い”の序章を、お見逃しなく。
