『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』(9月23日(金・祝)公開)より、ザ・ビートルズとともに1968年にインドを訪れていた世界のセレブたちをとらえた場面写真が解禁された。
本作は、世界的ロックバンド「ザ・ビートルズ」デビュー60周年に、最高傑作「ホワイト・アルバム」を生んだインド滞在期のビートルズと奇跡の8日間を共にしたポール・サルツマン監督によるドキュメンタリー。
1968年2月、ザ・ビートルズはガンジス川のほとりにいた。心の平穏と新しいアルバムの準備をするためにインドのリシケシュを訪れた彼らは、超越瞑想運動の創始者マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの僧院にいた。そこには、『ローズマリーの赤ちゃん』(69)、『華麗なるギャツビー』(74)で知られる女優ミア・ファローと妹のプルーデンス・ファロー、ビーチ・ボーイズのヴォーカリスト マイク・ラヴ、スコットランドのシンガー ドノヴァンなどもいた。
世界的に注目を集めたインド訪問だが、日常から遮断されたマハリシのアシュラム(僧院)でどんな生活を送っていたのかを知る人は少ない。ザ・ビートルズと奇跡の時間を共にしたポール・サルツマン監督は当時23歳だった。「彼らは家族でピクニックに来たように写真を撮り合っていた」と述懐する。仕事やレコーディングの予定もなく、ファンに追いかけられることもない。ただ食べて寝て瞑想をするだけの穏やかな日々を送り、好きな時に思いつくままに曲作りに取り組んでいたという。ジョンとポールはギターを弾きながら歌い、ジョージは部屋にこもってシタールの練習を続けていた。カメラを片手にしたリンゴは僧院内の撮影に夢中だった。
最大の驚きは、初対面の青年に気さくに接してくれたことだった。「彼らが率直に接してくれた理由の1つは私に下心がなかったからだ。何かを目当てに近づいてくる者に慣れるとガードが堅くなりそこに捕らわれてしまう。あなたは信頼できそうだと彼らは判定したに違いない」と指摘する。一挙手一投足を世界が注目するザ・ビートルズではなく、ひとりの人間として接したサルツマンに彼らは心を許したのかもしれない。
世界のセレブたちを魅了したアシュラムで、ひとりの青年が目にしたザ・ビートルズの素顔とは。名曲誕生秘話を始め、驚きのエピソードが続々紹介される『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は、9月23日(金・祝)全国公開。
ストーリー
1968年、23歳のポール・サルツマン監督は、失恋の傷を癒しに北インドのガンジス川のほとりにあるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのアシュラム(僧院)の門を叩く。そこで思いがけず出逢ったのは、世界的ロックバンド「ザ・ビートルズ」のジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人だった。サルツマンが瞑想を学びながら、カメラに収めたビートルズと過ごした奇跡の8日間が、50年以上の時を経て初めて明かされる。
作品タイトル:『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』
出演:デヴィッド・リンチ、パティ・ボイド、ジェニー・ボイド、マーク・ルイソン、ルイス・ラファム、ローレンス・ローゼンタール、リッキ・クック、ハリプラサード・チョウラシア、デヴィアニ・サルツマン
監督・脚本・製作:ポール・サルツマン
ナレーション:モーガン・フリーマン
製作総指揮:デヴィッド・リンチ
2020年/カナダ/英語/79分/カラー/1.78:1/5.1ch
原題:Meeting The Beatles in India 字幕:大西公子 字幕監修:藤本国彦
配給:ミモザフィルムズ
公式サイト:http://mimosafilms.com/beatles/
公式Twitter:@beatlesfilm
公式Facebook:@beatlesinindiafilm
コピーライト:(C) B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved
9月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺、新宿バルト9ほか全国順次公開
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