『人質 韓国トップスター誘拐事件』70年代のアメリカン・ニューシネマを彷彿とさせる本編映像解禁! ―9/9(金)公開

人質 韓国トップスター誘拐事件

ファン・ジョンミン主演『人質 韓国トップスター誘拐事件』(9月9日(金)公開)より、最新の本編映像が解禁された。

『哭声/コクソン』、『アシュラ』など出演作ごとに全く違う顔を見せ、強烈なインパクトを残してきた俳優ファン・ジョンミン。韓国では、主演作の累計観客動員が1億人を超える“1億俳優”と呼ばれ、『ベイビー・ブローカー』のソン・ガンホなどと並ぶトップスターだ。自らが“ファン・ジョンミン”を演じるというセンセーショナルな設定で話題を呼び、2021年の公開時には韓国中で話題騒然となった本作には、「イカゲーム」のイ・ユミ、「梨泰院クラス」のリュ・ギョンスなど若手最注目俳優も出演。まさしくファン・ジョンミンのキャリア“集大成”というべき一作となっている。

そんな本作より今回解禁されたのは、誘拐犯と警察がソウルの街中で繰り広げる怒涛のカーチェイスシーンと、ついに監禁場所からの逃走に成功したファン・ジョンミンの姿を捉えた本編映像

身代金を手に入れるために必要なパスワードカードを無事に入手した誘拐犯だったが、ついに警察の追跡網に引っかかり、街中での壮絶なカーチェイスが始まる。警察の激しい追跡を受けるもハンドルを巧みに操り、追跡車両を体当たりで大破させ、逃走を続ける誘拐犯。だが、警察の執念が実り、犯人たちの車両は警察車両からの体当たりによって、路面の店に突っ込み、ついに停止する。果たして、警察は誘拐犯を逮捕しファン・ジョンミンを助けることは出来るのか。

緊迫感に満ちたこのカーチェイスシーンは、監督自身が一番影響を受けたとインタビューで語った、70年代のアメリカン・ニューシネマを彷彿とさせる仕上がり。CGの使用を最小限にとどめ、本物の疾走感と迫力を追求した。そのほかにも本作では、ファン・ジョンミンの逃走する場面などで、ワンテイクで手持ちのカメラで撮影するなど、それぞれのシチュエーションによって撮影方法に監督のこだわりが光っており、よりリアル志向のサスペンス・アクションが追求されている。

人質 韓国トップスター誘拐事件

一方、映像の後半では、誘拐犯を欺き、死に物狂いで監禁場所からの脱出に成功したファン・ジョンミンは、山を下る途中で民家を発見し、住民の初老の男性に助けを求める。通報をするため、携帯を借りようとするも「携帯なんか嫌いだ」と家の電話を使うよう促される。

誘拐犯からの追撃の恐怖もあり、急いで民家の中で警察に通報の電話をかけるファン・ジョンミン。しかし、電話は使える様子がなく、全く繋がらない。外で待つ初老の男性へ呼びかけるも応答がなく、入り口のドアは南京錠で鍵をかけられ、外にも出ることができない。そして、ドアの前では初老の男性が携帯で何者かに連絡をする様子が…。

人質 韓国トップスター誘拐事件

監禁場所を脱出し、誘拐犯からの激しい追撃からもなんとか逃げ切ったが、再び監禁されてしまうファン・ジョンミン。この謎の初老の男性は一体何者なのか。ラストスパートに向けて怒涛の展開を迎えるファン・ジョンミンの脱出劇をぜひ劇場で。

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