【レポート】『バッドガイズ』尾上松也、安田顕、A.B.C-Z河合郁人、チョコプラ長田庄平、ファーストサマーウイカが登壇!

バッドガイズ

ユニバーサル・スタジオ×ドリームワークス・アニメーションが構想6年をかけて生み出した新作『バッドガイズ』(10月7日(金)公開)の日本語吹き替え版完成披露試写会が実施され、日本語吹き替え版声優を務めた尾上松也、安田顕、A.B.C-Z河合郁人、チョコレートプラネット長田庄平、ファーストサマーウイカが参加。さらにバッドガイズを追いかけるレポーター役の吹き替えを担当した高橋真麻がこの日の司会を務めた。

主人公は、最高にワルくてクールな〈バッドガイズ〉! “天才的スリ”にしてカリスマ的リーダーのウルフが率いるのは、“金庫破り”のスネーク、“変装の達人”シャーク、“肉体派”ピラニア、そして“天才ハッカーの毒舌ガール”タランチュラ。権力者や富豪たちから華麗なテクニックで財宝を奪う怪盗集団だ。

児童書にしてニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りを果たした同名コミックを原作とした本作は、予測不能でエキサイティング。掟破りの展開に全世界も唖然!アニメーション史上最もクール&セクシー、心ときめく怪盗ドリームチームがやってくる。

目次

映画『バッドガイズ』特別試写会&吹き替えキャスト登壇イベント

■日時:9月6日(火) 
■会場:イイノホール
■登壇者:尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C-Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカ  MC:高橋真麻

この日初めて勢ぞろいした日本版“バッドガイズ”は、ステージ登壇とともにまさに“バッドガイズ”なクールなポーズを決めて、華麗に登場。“天才的スリ”にしてカリスマ的リーダーのミスター・ウルフ役の尾上は一同の初ラインナップに「いや~!ワクワクしますね!みなさん、今日は気を付けてくださいね!何かを盗まれますよ!」と満員の観客に怪盗予告。アフレコ収録を振り返り「このような豪華声優陣の皆さんのおかげで楽しくできました。別々の収録でしたが、いつの間にか自分も作品の世界観に没入。作品もテンポがよくて楽しかった」と手応えを報告した。

ウルフの親友で“金庫破り”のスネーク役の安田。「周囲から『確かに蛇っぽいもんね!』と言われた」と抜擢に喜ぶも「スネークはひねくれたところがあるけれど、そこから醸し出される悲哀を期待していると本国の製作陣の方々から要求された」とハイレベルな芝居を求められたという。

ラテン系“肉体派”のピラニア役の河合は「メンバーに今回の役のことを伝えたら『小さくて歯も出ているし似ているね!』と言われました」とメンバーからの太鼓判に嬉しそう。劇中では歌唱シーンに挑戦しており「アイドルではない歌い方をしてほしいと言われたので、そこを消すのが…」とアイドルオーラを隠すのに苦労したと言いかけると、すかさずバラエティ番組で共演経験のある長田から「それ本当!?アイドルスイッチが入ったところを見たことがない!」とバッサリ斬られて場内爆笑となった。

そんな長田は“変装の達人”シャーク役。「僕は肩幅が広いので、肩幅の狭いシャークに気持ちを入れるのが難しかった。チョコレートプラネットを捨てて役者モードに入っていましたね」と熱演(!?)を報告すると、尾上からは「長田さんはマジで長田さん感がない。いい意味で長田さんである意味がない」と褒めているのかけなしているのかわからない感想を言われてしまい「嬉しいのか嬉しくないのかわからない!」と混乱していた。

“天才ハッカーの毒舌ガール”タランチュラ役のファーストサマーウイカは「役をいただいたときに顔が似ていると思った。それでよくよくキャラクターを見てみたらみんな顔が似ている。骨格が似ると声も似るので、顔でキャステイングされたのかな?」と顔キャステイングだと妄想。アフレコ収録時は河合の音声しか入っていなかったそうで「だんだん河合さんに腹が立ってきて、ピラニアというよりも河合さんがバカなんじゃないかとイライラした。でもタランチュラはピラニアに対して怒っているキャラクターなので役作りに活きました!」と河合のなり切りぶりに感謝していた。一方、バッドガイズを追いかけるレポーター役の高橋の吹き替えに関しても、「日本語吹き替えを担当したキャストは誰なのか、言われないとわからないくらいだった」と尾上らメイン声優陣の馴染みぶりに拍手を送っていた。

バッドガイズは、オオカミ、ヘビ、ピラニア、サメ、タランチュラなど見た目的に悪役にされがちなキャラクター。見かけで判断された経験を聞かれた尾上は「職業上勘違いされるというか、取材などで『コンビニに行く』とか『洗濯物する』とか言うと驚かれる。歌舞伎俳優はそんなことをしないと思われているようだけれど、普通に生きていますよ」と歌舞伎に対する浮世離れしたイメージに苦笑い。一方、安田は「職質をよく受ける」といい「新宿歌舞伎町で上下スエットでボロボロのボストンバックを抱えていたら『荷物見せて』と。コンビニに行こうとしてパジャマとサンダルでフラフラしていたら『ちょっといいですか?』と。まあ、職質されて当たり前ですね」とラフすぎるスタイルを反省していた。

またタイトルの“バッド”にちなみ、自身の悪い癖を聞かれた尾上は「午前中は機嫌が悪い。これは治そうと思っても治らない!」とまさかの開き直り。安田は「僕はせっかちすぎて、撮影が終わったらすぐに帰りたい症候群。衣装の下に私服を着ているときもある」と驚きのカミングアウト。河合も「鼻毛を抜いてしまう癖があって、抜いた鼻毛を写メでメンバーに送る」と信じられない悪癖を暴露し、長田から「気持ちワルッ!」と引かれていた。

ファーストサマーウイカは「現場のあまったお弁当とドリンクを1本も残らず持って帰りたい」という癖を明かし「キャリーケースで現場に行くのは、あまった飲み物を持って帰るためです。もちろん他の方のものは持って帰りませんが、楽屋においてくださるものは全部持って帰る。あんなに幸せなことはない。ちなみに備品もどこまで持って帰っていいのか聞いたりします」と解説。このエピソードに尾上は「一番のバッドガイかもしれない…」と変に尊敬していた。

最後に尾上は「テンポがよくてスタイリッシュなアクションがふんだんに盛り込まれています。さらにドリームワークスさんらしい誰もが考えさせられるような深いテーマも入っているので、大人も子供も存分に楽しめるエンターテインメント作品になっています。最後まで楽しんで観て欲しいです」とアピールし、熱気に包まれた本イベントは幕を閉じた。


ストーリー
伝説のお宝は<バッドガイズ>が頂くぜ!…と思いきや…?

「ワルをやるなら思いきり」を合言葉に、次々とハデな盗みを成功させてきた怪盗集団<バッドガイズ>。“天才的スリ”にしてカリスマ的リーダーのウルフが率いるのは、“金庫破り”のスネーク、“変装の達人”シャーク、“肉体派”ピラニア、そして“天才ハッカーの毒舌ガール”タランチュラだ。お尋ね者の5人組が次に狙うのは、名立たる強盗たちも奪えなかった伝説のお宝《黄金のイルカ》。国立美術館で開催されるパーティに潜り込み、大胆な作戦でイルカを手に入れる――も、あと一歩のところで大失敗、逮捕されてしまう!そして、街の名士であるマーマレード教授の指導のもと、<バッドガイズ>を<グッドガイズ>に変えるというまさかの実験が行われることに。知事と警官の監視の中、ノったフリしてウラをかき、史上最大の犯罪をもくろむバッドガイズ。しかし、そんな彼らの知らないところで、さらなる巨悪が密かに動き始めていた――。

作品タイトル:『バッドガイズ』
声の出演(日本吹替版):尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C-Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカ
声の出演(字幕版):サム・ロックウェル、マーク・マロン、アンソニー・ラモス、クレイグ・ロビンソン、オークワフィナ
監督:ピエール・ペリフェル
アメリカ/2022年/カラー/スコープサイズ/5.1chデジタル/101分/G/字幕翻訳:種市譲二/吹替翻訳:中村久世
配給:東宝東和 ギャガ

公式サイト:badguys.jp
公式twitter:@Dreamworks_JP
公式instagram:@dreamworks_jp
公式Facebook:@DreamWorksAnimation.jp
コピーライト:(C)2021 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

10月7日(金) TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー

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