沢田研二主演『土を喰らう十二ヵ月』予告編解禁!サン・セバスティアン映画祭キュリナリー・シネマ部門出品も決定

土を喰らう十二ヵ月

沢田研二主演、松たか子共演の中江裕司監督最新作『土を喰らう十二ヵ月』(11月11日(金)より全国公開)の予告編が解禁された。

今回解禁されたのは、山荘にやってきた恋人・真知子(松たか子)に「寒かっただろ?」と優しい笑顔をむけるツトム(沢田研二)から始まる予告編。「つち?土の香りなのね。」と子芋の“土の香り”に気づく真知子など、要所要所のセリフで物語が動きだす。禅寺の和尚の教え、亡くなった妻の存在、「所詮人は、一人で生まれて、一人で死んでいく」というツトムの考え方など、本作の世界観が立ち上がっていく映像となっている。

何より目を引くのは、“畑と相談して”ツトムが作る普段の献立、真知子の為に作る料理、通夜振る舞い。子芋の網焼き、炊き立てのみょうがご飯、わらびのおひたし、胡麻豆腐、ふろふき大根、若竹煮など、目に美しく、食欲をそそる料理が続く。なお、本作は料理研究家の土井善晴が初めて映画の料理に挑んだ作品でもある。

そしてこの度、9月16日(金)~24日(土)にスペインで開催されるサン・セバスティアン国際映画祭「キュリナリー・シネマ部門」に本作の出品が決定ヨーロッパの食の都で、“土井善晴が手がける和食”が世界デビューを飾る。

また、9月21日(水)のプレミア上映後には、作品をテーマにしたディナーが楽しめるのが特色の本部門。ディナーの料理は、スペインのレストラングループ「NOMO」で活躍する茨城県出身の萩野谷尚之氏が担当する。

また、9月13日(火)~9月19日(月・祝)には、松屋銀座8Fイベントスクエアで開催される「銀座・手仕事直売所」に、『土を喰らう十二ヵ月』の世界観を楽しめるショップが開店。本作で使われている器や関連本などが購入できるほか、「ツトムの台所」で撮影ができるSNSスポットも登場する予定だ。

土を喰らう十二ヵ月
土を喰らう十二ヵ月

ストーリー
長野の山荘で暮らす作家のツトム。山の実やきのこを採り、畑で育てた野菜を自ら料理し、季節の移ろいを感じながら原稿に向き合う日々を送っている。時折、編集者で恋人の真知子が、東京から訪ねてくる。食いしん坊の真知子と旬のものを料理して一緒に食べるのは、楽しく格別な時間。悠々自適に暮らすツトムだが、13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいる…。

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