スターダンサーズ・バレエ団公演「The Concert」日本人キャストによるリハーサル映像一部公開

「ウェスト・サイド・ストーリー」を手掛けた伝説の振付家:ジェローム・ロビンスが振り付けたコメディ・バレエ「The Concert(コンサート)」の公演に先駆け、日本人キャストによる「絶対に揃わないバレエ」リハーサル映像一部公開された。コメディ・バレエと言われる珍しいジャンルの傑作を一足お先にご覧いただける映像となっている。

注目は、演目に組み込まれた「Mistake Waltz(ミステイクワルツ)」。絶妙に動きがズレていく6名の女性ダンサーは、本当に踊りを間違えているように見えて実は揃わないことが正しい、全て計算された「振り付け」。一糸みだれぬ群舞こそ醍醐味のバレエにおいて、敢えて“揃わないように息を揃える”という前代未聞の名シーン(海外バレエ団による映像)は、“絶対に揃わないバレエ”として今年の夏日本のSNS上で【18万回以上のいいね】【動画再生は1,100万回以上】を記録した。

1956年の初演以降、海外のバレエ団で長年踊り継がれ、66年の時を経た今なお日本の地で話題を呼ぶ「The Concert(コンサート)」。
本公演は「The Concert(コンサート)」のほか、質朴な舞台と衣装に身を包む男女2人が身体美のみで十数分を圧倒する「牧神の午後」、リズムやメロディを自在に駆使し、音符を動きにしたかのような軽やかなステップが必見の「スコッチ・シンフォニー」全3作をオーケストラの生演奏にのせてお贈りする。

目次