映画『ビューティフル・デイ』原作を読んですぐに浮かんだのはホアキンだった―リン・ラムジー監督が語る撮影秘話

ビューティフル・デイ

アカデミー賞に3度ノミネートされた確かな演技力の持ち主であり、ポール・トーマス・アンダーソン、スパイク・ジョーンズ、ウディ・アレンらとのタッグで類い希な個性を発揮してきたホアキン・フェニックス。1999年に『ボクと空と麦畑』で鮮烈なデビューを飾り、恋人の死に接した若き女性の彷徨を描いた青春映画『モーヴァン』、美しき母子の歪んだ関係性に迫った心理サスペンス『少年は残酷な弓を射る』でセンセーションを巻き起こしてきたリン・ラムジー監督。この米英の傑出した才能のコラボレーションが実現した映画『ビューティフル・デイ』が6月1日(金)より公開となる。この度、本作で第70回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞したリン・ラムジー監督のインタビュー映像が解禁された

昔からハードボイルド系の映画が好きでそういう映画を撮りたかったという監督は、原作を読んですぐに虜になり主役のジョーにはホアキンを思い浮かべ、付箋に書いてPCに貼り、脚本を書きあげるまでずっとそのままにしていたそう。監督からみたホアキンの印象はまるでロックスターのようで、仕事は好きだけど華やかなことは嫌いなところが素敵だと語る。そんな彼とどのように本作を作り上げたのか、撮影秘話を語っている。

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ストーリー
孤独な男と全てを失った少女。その日、壊れた2つの心が動きだす―
元軍人のジョーは行方不明の捜索を請け負うスペシャリスト。ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。依頼主は州上院議員。愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナを救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているかのように無反応なままだ。そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る―

作品タイトル:『ビューティフル・デイ』
出演:ホアキン・フェニックス(『her/世界でひとつの彼女』)、ジュディス・ロバーツ、エカテリーナ・サムソノフ
監督・脚本:リン・ラムジー(『少年は残酷な弓を射る』『モーヴァン』)
音楽:ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)
原作:ジョナサン・エイムズ「ビューティフル・デイ」(ハヤカワ文庫刊)
2017年/イギリス/英語/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/90分【PG-12】
提供:クロックワークス、アスミック・エース
配給:クロックワークス

公式サイト:http://beautifulday-movie.com/
コピーライト:(c) Why Not Productions, Channel Four Television Corporation, and The British Film Institute 2017. All Rights Reserved. c Alison Cohen Rosa / Why Not Productions

6月1日(金) 新宿バルト9 ほか 全国ロードショー

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