『呪呪呪／死者をあやつるもの』（英題：「The Cursed: Dead Man’s Prey」）の日本公開が2023年2月10日(金)に決定し、ファーストルック映像と場面写真が解禁された。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)で第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭監督賞を受賞するなど世界的な評価を得てヒットに導き、「地獄が呼んでいる」(2021、Netflix)など話題のコンテンツを次々と生み出している韓国の俊英ヨン・サンホ。本作は、「寄生獣 -ザ・グレイ-」（Netflix）を監督することでも注目を集めている彼が原作・脚本をつとめ、「シスターズ」「トッケビ 君がくれた愛しい日々」「愛の不時着」など作品のクオリティと商業性を兼ね備えた最注目のスタジオドラゴンがタッグを組み世に放つ呪術ゾンビアクション。
Netflix「シスターズ」での好演も光るオム・ジウォンと『パラサイト 半地下の家族』で強いインパクトを残したチョン・ジソら豪華キャストの共演にも注目だ。
解禁されたファーストルック映像には、ヨン・サンホがアジアの伝説的な生き物や恐ろしい伝承的な民話を現代風に蘇らせようとフィーチャーした“在此矣（ジェチャウィ）”の姿が映し出されている。聖痕が腕に浮かびあがると、奇妙な動きをしながらも一糸乱れぬ隊列で襲い掛かる姿は圧巻。ヨン・サンホの世界に新たなる恐怖が加わった。
目には目を、呪いには呪いを！
禍々しい呪術にあやつられた屍“在此矣（ジェチャウィ）”の腕に
聖痕がうかぶとき終わらない恐怖がはじまる。
イントロダクション
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)、『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020)でゾンビ・アポカリプスの新境地を開拓し、その動向が最も注目されるクリエイターの1人であるヨン・サンホ。ヨンニバースとも呼ばれる彼の世界観の一端として重要なパーツを担う本作には、呪術とゾンビのハイブリッド“在此矣（ジェチャウィ）”が登場。ゾンビ映画の開祖であるジョージ・A・ロメロに深く敬意を表するヨン・サンホが、ゾンビ史に新たな一ページを刻みこむ。
ストーリー
閑静な住宅街で起きた凄惨な事件。
被害者の傍らで横たわる容疑者らしき死体が発見された。
しかし、その死体は、死後3カ月経過していた……。警察が捜査を進めるにつれ事件は混迷を極めていく。
ジャーナリストのイム・ジニ（オム・ジウォン）はこの奇妙な事件の謎を追及すべく調査を進めると、背後にとある企業の陰謀が関係していることを突き止めた。しかし、そこには人知を超えた強大な“呪い”が渦巻いていた。
ジニは、失踪し音信不通になっている呪術師のソジン（チョン・ジソ）なら“呪い”の正体を突き止めることができるのではと、彼女の帰還に望みを託すのだが……。