『幸せのちから』などで知られるガブリエレ・ムッチーノ監督の最新作『The Best Years』(英題)が『離ればなれになっても』の邦題で12月30日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開となることが決定し、本予告映像とポスターが解禁された。
イタリアで公開されるや3週連続第1位の大ヒットを記録し、SNSに「2度泣いた」「魅惑的な美しさに完全に夢中」「信じられないほど感動」などといったコメントが駆け巡った本作。提供するのはライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」において雑貨や衣類などのD2C販売、メディア運営、企業へのマーケティング支援などを手掛ける株式会社クラシコムで、本作が海外買い付け作品第一弾となる。
主人公は、「宝石」という名前の通り美しく輝くジェンマと、彼女の初恋の相手であるパオロ。2人が16歳で出会った1982年から2022年まで、ベルリンの壁の崩壊、9.11テロ事件など激動の時代に翻弄され出会いと別れを繰り返す日々が描かれる。
見つめるだけで息が止まった幼い恋、大人の都合で離ればなれにされた切ない時間、まさかの親友の裏切り、身を引き裂く別れ、涙の再会の思いもしなかった行方──40年の歳月の果て、ジェンマの隣にいるのは果たして誰なのか──。解禁された予告編は、40年の歴史とその果てにある結末を期待させる。
また、ポスターには「さよならの数だけ、愛が深まる―――」とのコピーが添えられ、主人公ジェンマが電車に乗って誰かと「さよなら」をしたことを想起させる印象的なビジュアルとなっている。その下に散りばめられた、青春時代の煌めき、パオロとジェンマの熱い恋、トレヴィの泉、ジェンマが誰かにあてた手紙を書いている写真がドラマの広がりを予想させる。
ストーリー
1982年ローマ、16歳のジェンマは同級生のパオロと恋におちる。彼の親友のジュリオとリッカルドと共に、弾けるような青春の時を過ごしていた。ところが突然、母親を亡くしたジェンマは、ナポリの伯母の家に引き取られる。1989年、教師、俳優、弁護士と、社会への一歩を踏み出した3人の男たちは、別人のように変わってしまったジェンマと再会する──。
作品タイトル:『離ればなれになっても』
出演:ピエルフランチェスコ・ファビーノ、ミカエラ・ラマツォッティ、キム・ロッシ・スチュアート、クラウディオ・サンタマリア
監督:ガブリエレ・ムッチーノ『幸せのちから』
音楽:二コラ・ピオヴァーニ『ライフ・イズ・ビューティフル』
原題:Gli anni piu belli/2020/イタリア/カラー/ビスタ/5.1ch デジタル/135分/字幕翻訳:岡本太郎/
後援:イタリア大使館、イタリア文化会館
提供:クラシコム
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/Thebestyears
公式Twitter:@TheBestYears12
コピーライト:(C) 2020 Lotus Production s.r.l. – 3 Marys Entertainment
12月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー