『ドント・ウォーリー・ダーリン』支配された人生から逃れ、本当の自分を取り戻せるか―― ファイナル予告解禁!

ドント・ウォーリー・ダーリン

オリビア・ワイルドの長編監督2作目で、フローレンス・ピューが主演を務める『ドント・ウォーリー・ダーリン』(11月11日(金)公開)の日本版ファイナル予告が解禁された。

大胆でパワフルなエネルギーに満ち溢れた青春コメディ映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で長編監督デビューを果たし、監督デビュー作にして数々の映画賞を席巻したオリビア・ワイルド。今回新たに放つのは、完璧な生活が保証された街に住み、平穏な日々を送っていた主人公・アリスの周りで頻繁に起きる“不気味な現象”を描いた本格スリラー。予想できない展開で観るものを惹きつけ、恐怖と欲望が入り乱れる“ユートピアスリラー”という全く新しい世界観を作り上げた。

解禁されたファイナル予告の冒頭に映し出されるのは、主人公アリスと夫ジャックの日常的な朝の風景。互いに片時も離れたくないと思うほど幸せいっぱいの二人は、安全で安心できる完璧な生活が保証されている、誰もが理想とする街<ビクトリー>が自分たちの居場所だと疑わない。

しかし、あることをきっかけになぜかアリスの周りでだけ次々と不気味な現象が起きはじめる。その状況にアリスは徐々に正気を失っていき、自分の世界を疑い、何かに支配されていると感じるように…。真実を確かめるため、街のルールを破り行動を起こすアリスは、この街全体に隠されたある驚愕の真実にたどりつく――。

「彼らの話は全て嘘なの」とすすり泣くようなアリスのセリフや、冒頭の二人の雰囲気とは打って変わって、アリスに対して激昂するジャックの声。そして未だ、自分たちの世界が絶対だと信じる住人たち。街の絶対的支配者として君臨するフランクは、怪しげな微笑みを浮かべ「君のことは完全にわかっている」とアリスに告げる。更に「私に挑戦してくる君のような人を待っていたよ」とも…。ただ一人、この世界に疑問を持つアリスは自分自身を信じ真実と向き合うことを決意。この街の秘密を暴こうとフランクと対峙していく。支配された人生から本当の自分の人生を取り戻そうと真実へと突き進むアリスの姿は、今の時代にこそふさわしい。

神出鬼没で飄々とした様子でありながら、どこか絶対的な雰囲気をも纏ってアリスと対峙するフランクを演じるクリス・パインは、主演を務めたフローレンス・ピューとは『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』(18)以来の共演となった。

ピューはクリスに対し非常に厚い信頼を寄せているそうで、「再会して、相手役を演じることにとてもわくわくしました。彼は私が何をしても安心して共演できる俳優です。私がどんな動きをしても、彼はいつでも打ち返してくれる。心から安心して、お互い信頼して演じることができることに、大きな高揚感を感じました」と絶賛。実際に二人が会話を交わす多くのシーンではその信頼感や抜群のコンビネーションが無ければ成立し得ない、説得力のある緊張感に包まれている。

一度踏み入れたら逃れられない、観るものを惹きつける極限のユートピアスリラー『ドント・ウォーリー・ダーリン』は11月11日(金)日本公開。

ドント・ウォーリー・ダーリン
ドント・ウォーリー・ダーリン

イントロダクション
先日開催された第79回ヴェネチア国際映画祭ではワールドプレミアが開催され、オリビア・ワイルドの監督としての才能に対しての絶賛の声、主演のフローレンス・ピューの鬼気迫る演技に、最高傑作の呼び声も多くあがっていた本作は、11月11日(金)の日本公開に先駆け、9月23日(金)に全米で公開され、全米興行収入ランキング初登場1位を獲得し大ヒットスタートを記録した。

ストーリー
完璧な生活が保証された街で、アリス(フローレンス・ピュー)は愛する夫ジャック(ハリー・スタイルズ)と平穏な日々を送っていた。
そんなある日、隣人が赤い服の男達に連れ去られるのを目撃する。
それ以降、彼女の周りで頻繁に不気味な出来事が起きるようになる。
次第に精神が乱れ、周囲からもおかしくなったと心配されるアリスだったが、
あることをきっかけにこの街に疑問を持ち始めるー。

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