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是枝裕和監督 総合監修 映画『十年 Ten Years Japan』今秋公開、特報映像&ティザービジュアルが解禁

十年 Ten Years Japan

日本・タイ・台湾・香港の国際共同プロジェクト映画『十年 Ten Years Japan』が今秋、テアトル新宿ほかにて全国順次公開となる。この度、6/9(土)からの本作の前売り発売開始に先立って、特報映像とティザービジュアルが解禁された。

本作は、香港で社会現象となったオムニバス映画『十年』を元に、日本、タイ、台湾それぞれで、自国の現在・未来への多様な問題意識を出発点に、各国約5名の新鋭映像作家が独自の目線で10年後の社会、人間を描く国際共同プロジェクト「十年 Ten Years International Project 」 の日本版である。

最新作『万引き家族』が日本人監督として史上4人目、21年ぶりのパルム・ドールを受賞する偉業を果たした是枝裕和監督が、初めてオムニバス映画の総合監修を務める本作。タイ版は、アピチャッポン・ウィーラセタクン(『ブンミおじさんの森』)が監督として参加し、「 第71回(2018)カンヌ国際映画祭特別招待作品」として選出。また、台湾版は「台北国際映画祭(6/28-7/14開催)コンペティション部門」に選出されるなど、世界中から注目されている本プロジェクトの満を持して完成した日本版の特報映像・ティザービジュアルの解禁となる。

昨年の釜山国際映画祭で行われた製作発表から始まる特報映像。「フランス World Wide Festival」など国内外の大型フェスに出演しアジア、ヨーロッパでも活躍、ドラマ「僕たちがやりました」(CX/17)の劇伴を担当するなど、世界を舞台にマルチに活躍するKan Sano(origami PRODUCTIONS)が紡ぎ出す繊細なピアノの旋律にのり、是枝裕和監督によって脚本のオリジナリティ・クオリティ・将来性から選ばれた5人の新鋭監督たちが描く「5つの未来」が、美しく、そして力強く描き出されている。各作品の主演、杉咲花、國村隼、太賀、川口覚、池脇千鶴の「未来を見据える表情」も印象的な特報映像となっている。

目次

作品一覧

『PLAN75』
キャスト:川口覚、山田キヌヲ、牧口元美ほか
監督:早川千絵

75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する国の制度『PLAN75』。公務員の伊丹(川口覚)は、貧しい老人達を相手に”死のプラン”の勧誘にあたっていた。

『いたずら同盟』
キャスト:國村隼ほか
監督:木下雄介

AIにより理想的な道徳を刷り込まれているIT特区の小学校。用務員の重田(國村隼)が世話する老馬に殺処分の判断が下された時、クラスのはみ出し者の亮太(大川星哉)は…。

『DATA』
キャスト:杉咲花、田中哲司ほか
監督:津野愛

母の生前のデータが入った「デジタル遺産」を手に入れた舞花(杉咲花)。データをもとに母の実像を結ぶことに喜びを感じていたが、知られざる一面を見つけてしまい…。

『その空気は見えない』
キャスト:池脇千鶴ほか
監督:藤村明世

原発による大気汚染から逃れるために地下の世界に住む少女・ミズキ(三田りりや)。友達のカエデ(田畑志真)から地上の話を聞き、母(池脇千鶴)の意向に反発して地上の世界に憧れを抱くようになり…。

『美しい国』
キャスト:太賀、木野花ほか
監督:石川慶

自衛隊徴兵制が導入された日本。告知キャンペーンを担当する広告代理店の渡邊(太賀)は、ベテランデザイナー・天達(木野花)のもとに、ある報告をしに訪れるが…。

作品タイトル:『十年 Ten Years Japan』
出演:杉咲花、田中哲司/太賀、木野花/川口覚、山田キヌヲ、牧口元美/池脇千鶴/國村隼
エグゼクティブプロデューサー:是枝裕和
監督・脚本:早川千絵、木下雄介、津野愛、藤村明世、石川慶
エンディングテーマ「I’m Still In Love」
作曲・演奏Kan Sano(origami PRODUCTIONS)
プロデューサー:髙松美由紀、福間美由紀、水野詠子、ジェイソン・グレイ
製作:分福、吉本興業、十年電影工作室、朝日新聞社、フリーストーンプロダクションズ
〈2018/日本/カラー/ビスタ&シネスコサイズ/99分〉
配給・宣伝:フリーストーン

公式HP:http://tenyearsjapan.com/
コピーライト:(c)2018 “Ten Years Japan” Film Partners

今秋、テアトル新宿ほか全国順次公開

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