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『ナイトライド 時間は嗤う』ここから始まる地獄のような一夜…本編冒頭映像解禁&著名人コメント解禁! ―本日公開

ナイトライド 時間は嗤う

『ナイトライド 時間は嗤う』(本日11月18日(金)公開)の冒頭映像と、本作をひと足先に鑑賞した著名人からのコメントが解禁された。

恋人との光の射す未来を手に入れるため、裏社会から足を洗おうと最後の賭けに出たドラッグ・ディーラーのバッジ。悪名高い闇金業者から資金を調達し大口の取引きに挑むが、弟分のヘマから取返しのつかない事態に転げ落ちる。本作は、失ったブツと新たな買い手を探し出すべく、真夜中の北アイルランド・ベルファストを奔走する主人公の姿を94分間ワンショット撮影。電話の向こうの《姿なき》登場人物たち― 奴らとの危険過ぎる駆け引きがノンストップで展開する緊迫のクライム・スリラー。

ロックダウン下のベルファストで、1日11時間のリハーサルを連日1週間重ねた末、6晩で全6テイクの撮影を敢行した撮影クルーと俳優たち。様々なアクシデントに見舞われつつ結実した奇跡のワンテイクを体感し、観る者はスリリングな犯罪世界に没入することとなる。

解禁された冒頭映像は、“愚か者は救世主の前身である”と、分析心理学の理論の創始者カール・ユングの言葉から幕を開ける。2人の運命でも占っているのか、何かをつぶやきながらカードを並べるソフィアに、バッジが取引相手の居場所を聞く。すると失敗が許されない取引はすでに1時間の遅れが生じていることが分かる。イラ立ちを隠せないつくバッジを落ち着かせ奮い立たせるソフィア。ここから日付が変わるまでの1時間で取引を成立させないといけないバッジの命がけの駆け引きから、目を離せなくなりそうだ。

主演のバッジを演じたモー・ダンフォードは本作で全編に渡り自ら実際に運転し、演じるという大役を見事に務め、アイルランドのアカデミー賞と評されるIFTA映画&ドラマ賞・最優秀主演男優賞の栄冠に見事輝いた。「誰も見たことないものを作りたかった。ハラハラドキドキしながら見てほしい。」と作品の出来に自信を覗かせている。

果たして絶体絶命の一夜をバッジは生き抜くことができるのか。解禁された映像の中でも恋人のソフィアが彼に「時は恵みなり」と言葉をかけるが、まさにその言葉を劇中で何度も痛感することになるバッジ。その行く末をぜひ劇場で。

目次

コメント(※敬称略・順不同)

■ SYO(物書き)
流れるように不運が連鎖し、タスクが増え続ける焦燥リアタイ犯罪劇。
こんな最終出勤日、自分だったら耐えられない。だからこそ緊迫し、期待する。
この最悪、どう切り抜ける?ひりつく面白さに呑まれ、94分ただただ見入った。

■ ISO(映画ライター)
あるドラッグディーラーの運命を決める94分。
ワンカット映像で観客が共有するのは時間と焦燥。
善人ではない主人公故に終着点の読めない物語は最前線の臨場感を保ちながら駆け抜けていく。
ミニマムな作品だからこそ輝く挑戦と技巧。また映画の新たな可能性を見た。

■ 末廣末蔵(ジャンル映画大好きツイッタラー)
94分間ワンショット撮影というアイデア勝負の出オチ映画と思いきや、リアルタイムで主人公バッジに張り付くカメラからは動揺や焦り、悲しみや絶望が痛い程に伝わって来て映画とのシンクロ率はグングン上昇、
劇中で描かれる裏社会の生々しい報復には身震いし、クライマックスの高揚感に思わず拍手が出るド緊張サスペンスっ!

■ ジャガモンド斉藤(お笑い芸人/映画紹介人)
まるで1人の男の密着ドキュメンタリーのようだ!と思っていたら、
今まで見たことのないモザイク演出が登場し思わず息を呑んだ。
え?これって本当にドキュメンタリー…?
ワンショットというチャレンジが功を奏して、物語に「偶然」が侵入し、スリルの数値が跳ね上がる!
ハプニングは恵なり!

■ ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
息を飲むほどの緊張感と没入感。
途切れなく事態が悪化していく一夜の事件を、途切れることのない映像で映し出す。真夜中に繰り広げられる決死の犯罪劇にライドする94分間のワンショットノワール。

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