『バビロン』第80回ゴールデングローブ賞で作曲賞(ジャスティン・ハーウィッツ) 受賞!楽曲誕生の裏側に迫る特別映像も

バビロン

『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞したデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピットマーゴット・ロビーほか、豪華キャストを迎えた最新作『バビロン』(2月10日(金)公開)が第80回ゴールデングローブ賞で作曲賞(ジャスティン・ハーウィッツ)を受賞したことを記念して、音楽制作の裏側に迫った特別映像が解禁された。

ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く本作。ほか共演者には、トビー・マグワイアサマラ・ウィーヴィングオリヴィア・ワイルドキャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト フリーなど多彩なキャストが集結。

作曲賞の栄冠に輝いたジャスティン・ハーウィッツは、第74回の『ラ・ラ・ランド』に続いての受賞となり、本作でもデイミアン・チャゼル監督とのゴールデンタッグによる珠玉の楽曲が、観客を大いに魅了していることを物語る結果となった。

受賞のスピーチでは感無量の様子で、「みなさん、どうもありがとうございます。若い頃に音楽をやっていこうと思える機会を得たこと、そして両親、通っていたパブリックスクールにもとても感謝しています。僕はそこで音楽の授業を受けていました。世界には才能を持っている多くの人々がいます。ですが、自分に何の才能があるのか分かっている人は多くはありません。ですから、このような機会を広げて、大人も子供も自分が何に向いているのか気づけるチャンスがたくさんあるといいですね。自分が何に向いているのか、何が一番好きなのかを理解することは素晴らしいこと。みんなが自分の才能に気づけるように機会を広げていくべきです。『バビロン』チームのみなさん、ありがとう。ありがとう、HFPA(ハリウッド外国人映画記者協会)。」と語った。

バビロン
ジャスティン・ハーウィッツ

あわせて解禁されたのが、受賞を果たした見事な楽曲たちがいかにして生み出されたのか、音楽制作の裏側に迫った特別映像デイミアン・チャゼル監督の「1920年代の曲なのに今の時代に負けない、そんな音楽を求めた」というオーダーに見事応えたハーウィッツは、「台本に衝撃を受けてすぐに作曲を始めたよ。当時の楽器を使い、ロックとダンスを加えてみた。最高にワクワクした!“攻めた音楽”は何か追求し続けた。大変だったけど最高の音楽ができた」と語るように、オーケストラとの収録には、なんと靴ベラで床を叩くなど、実際の劇中シーンであふれ出る人々の熱量をそのまま音楽で表現するため大胆なアレンジも採り入れた。

伝統的なメロディラインの美しさと新時代の感性を融合させた、熱狂的なまでのジャズミュージックが鳴りやまない本作に、マーゴット・ロビーが「これは間違いなく歴史に残る音楽よ」、ブラッド・ピットも「彼の音楽は落ち着く。そして美しい」といずれも感嘆の様子でコメントしている様子も収められている。

日本での劇場公開まで1か月を切った本作。ぜひ音楽もスクリーンで堪能してみては。

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第80回ゴールデングローブ賞『バビロン』

■ 作曲賞:ジャスティン・ハーウィッツ

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