『野獣の血』裏切り、策略、暴力、覚醒、愛する者の死、弱肉強食…すべてが詰まった殺気渦巻く本編映像解禁! ―本日公開

野獣の血

チョン・ウ主演の韓国サスペンス最新作『野獣の血』(本日1月20日(金)公開)の本編映像が解禁された。

本作は、ベストセラー作家チョン・ミョングァンの監督デビュー作で、極道たちの壮絶な末路を描いたキム・オンスの傑作ノワール小説を映画化。1990年の盧泰愚(ノ・テウ)大統領による犯罪組織一掃政策「犯罪との戦争}を背景に、裏社会のさらに奥の深い闇の世界に生きるヤクザたちを描き、韓国での劇場公開時に初登場1位を記録した。

舞台は1993年。韓国最大の港湾都市・釜山の片隅。この小さな港でさえ、利権を巡りヤクザたちが睨み合う。昨日まで友だったのに、今日は敵になっている。昨日まで笑っていたのに、今日は殺されている。暴力と欲望が渦巻く街で、生き残るためには―。

主演は『善惡の刃』『偽りの隣人 ある諜報員の告白』等で人間味の溢れる役を好演し、主演作のNETFLIXドラマ「模範家族」が世界配信中のチョン・ウ。その他、『箪笥』『殺人の疑惑』等のベテラン俳優キム・ガプス、NETFLIXドラマ「悪霊狩猟団:カウンターズ」で知名度急上昇のイ・ホンネ等が脇を固める。

野獣の血

裏社会で生きるヒス(チョン・ウ)が、血で血を洗う激しい抗争の中に身を投じ、野獣となっていくさまを、韓国ノワールの真骨頂とも言える容赦ない描写で描き出す本作。今回解禁されたのは、敵対組織に身を置く親友チョルジンに愛する者を殺されたことを知ったヒスが野獣と化す地獄絵図が展開する本編映像釜山の小さな港町の僅かな利権を巡る組織同士の話し合いのはずが、ヒスがチョルジンの手をナイフでいきなり突き刺したことで、港は男たちの殺し合いの場へと様変わり。

主演のチョン・ウも「本作の舞台は90年代の釜山の下町だ。ワルだけが生き残る場所。底辺のゴロツキたちの激闘を描いた映画だ。」とインタビューで話すとおり、映像は本作でも屈指の修羅場へと変貌していく。激動の時代に翻弄され野獣のように狂っていく男たち。最後まで生き残る男は一体誰なのか。その結末はぜひ劇場で。

また、本日1月20日(金)よりシネマート新宿・心斎橋にて『野獣の血』来場者には海外版ビジュアル版 ポストカードがプレゼントされる(入場時、先着順配布/無くなり次第終了)。

野獣の血

ストーリー
1993年、春。養護施設出身で札付きのワルだったヒスは、釜山港の外れの街クアムを牛耳るソンに拾われ、その右腕として一帯を仕切っていた。小さな海水浴場に観光ホテル、屋台に風俗店。こんな小さな港でも、その利権を狙う奴らがしのぎを削っていた。一方、クアムに目を付けたヨンド派は、ヒスと共に施設で過ごした親友チョルジンを使い、ヒスを懐柔しようとしていた。しかし、ヤクザ稼業に嫌気がさしていたヒスの望みは、クアムでのし上がっていくでもなく、ヨンド派で金を稼ぐのでもなく、施設時代からの恋人インスクと一緒に、巨済島でペンションをやりながら暮らすことだった。そして、ヒスはソンの元を訪れ組織を抜けたいと告げるが―。

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