ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストを迎えた、デイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』(2月10日(金)公開)より、特別映像が解禁された。
ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く本作。
ディエゴ・カルバが演じるのは、経験0、知識0、お金も0の何もない状況から映画製作の夢を追いかけてハリウッドにやってきたメキシコ出身の青年マニー・トレス。少しでも夢に近づくため、ハリウッドの権力者たちから無茶な御用聞きをして、何とか夢を叶えるための道を模索している。
ある晩、とある無茶振りに応えるために向かった映画業界の豪華なパーティ会場で、大スターを夢見る新人女優ネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー)と運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていくが、マニーもまた、サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)の助手として映画界での一歩を踏み出すことになっていく。
映画業界の右も左も分からず、何でもアリなハリウッド黄金期の怒涛の現場を目の当たりにしたマニーが悪戦苦闘しながらも、次第に自分の居場所を見出していくさまは、当時のハリウッドの空気そのものを観客に疑似体験させるかのような役割を果たし、劇中、錚々たる大スターたちを差し置いて抜群の存在感を放つ。
今回解禁された映像内で、マニーというキャラクターについてチャゼル監督も「マニーは物語の案内役だ。ハリウッドにいるような体験をさせてくれる。」と明かしており、マニー役を演じたディエゴは劇中、観客と映画をつなぐ最も重要な役どころを担っていると言っても過言ではない。
そんなディエゴは本作が初めてのアメリカ映画出演。チャゼル監督自らが、1年半以上もの歳月をかけてようやく見つけ出した新鋭だ。「ヘッドショットを何枚も見ていたら、詩人のような顔をしたディエゴと遭遇した。彼の目には詩的なものがある。彼が持つ夢想家のようなものがね。」と運命的な出会いを振り返るチャゼル監督。
妻であり、本作にプロデューサーとしても俳優としても携わっているオリヴィア・ハミルトンとともに、自宅の裏庭を仮設の映画スタジオと見立て一つ一つのシーンのリハーサルを重ねてじっくりと才能を見出したそうで、「僕はディエゴがすべてのシーンの準備に満足できるようにiPhoneで撮影をした。すべての撮影が終わったとき、それらのリハーサル映像をつなぎ合わせたものとジャスティンの音楽デモを合わせて、iPhoneで撮影した裏庭バージョンの映画を仕上げることができた。」と幻の裏庭版映画「バビロン」の存在を明かし、マニー役大抜擢の裏話も明らかにした。
マニーと心を通わせ、ともに映画界をのし上がっていくネリー役を演じたマーゴットは「ディエゴは素晴らしい俳優よ。この映画が公開されたら、彼は世界を熱狂の渦に巻き込むことになるわ。」と絶賛。キャスティングはコロナ禍で行われたため、Zoomで行った初めての本読みでも「Zoom上でケミストリーを測ることは本当に難しい。でもそうなったらやるしかない。それから実際に会うことができて、顔を合わせると、はっきりと分かったの。彼はマニーで、私はネリー。もちろん、彼らはお互いを見つけることができるはず。」と当時を振り返っている。
映像内で「彼は変化を予感してるんだ。だから関わりたかった。邪魔する者は誰もいない。」とディエゴが明かす通り、時はハリウッド激動の時代。映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいくことになる。
ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、トビー・マグワイアらの錚々たる大スターたちにも引けを取らず、世界中から注目を集める新鋭ディエゴ・カルバ。劇中のマニーさながら、リアルに映画界を駆け上がりシンデレラ・ストーリーを実現させたディエゴの堂々たる姿にも注目したい。
イントロダクション
共演者には、トビー・マグワイア、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト フリーなど多彩なキャストが集結。また楽曲は、現在もCMで連日使用される『ラ・ラ・ランド』のあの名曲を作曲し、第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが担当。ジャズ・エイジと呼ばれたジャズ全盛期の音楽をいかに作曲するかも注目のポイントとなっている。『ラ・ラ・ランド』以来の脚本執筆となったチャゼル監督の、映画に対する強い情熱を感じさせ、賞レース常連の監督・スタッフとメインキャストによる夢の組合せが実現した。
ストーリー
1920年代ハリウッドは、すべての夢が叶う場所。サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)は毎晩開かれる映画業界の豪華なパーティーの主役だ。会場では大スターを夢見る、新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と、映画制作を夢見る青年マニー(ディエゴ・カルバ)が、運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていく。マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。しかし時は、サイレントからトーキーへと移り変わる激動の時代、映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。果たして3人の夢が迎える結末は…?
作品タイトル:『バビロン』
出演:ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョヴァン・アデポ、リー・ジュン・リー、P・J・バーン、ルーカス・ハース、オリヴィア・ハミルトン、トビー・マグワイア、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーヴェル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリ―、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルドほか
監督・脚本:デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
製作:マーク・プラット, p.g.a.、マシュー・プルーフ, p.g.a.、オリヴィア・ハミルトン, p.g.a.
製作総指揮:マイケル・ビューグ、トビー・マグワイア、ウィク・ゴッドフリー、ヘレン・エスタブルック、アダム・シーゲル
全米公開:12月25日(金)
原題:BABYLON
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト:babylon-movie.jp
公式Twitter:@paramount_japan
公式Facebook:@ParamountPicturesJP
公式Instagram:@paramount_japan
コピーライト:(C) 2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2月10日(金) 日本公開
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