『バビロン』マーゴット・ロビー「今までで最も誇れる仕事よ」役への思い入れを熱弁する特別映像解禁!

バビロン

ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストを迎えた、デイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』(2月10日(金)公開)より、本作のヒロインを演じたマーゴット・ロビーが、自身のキャラクター愛を熱弁する特別映像が解禁された。

ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く。

マーゴット・ロビーが演じるのは、誰もが大きな夢を追うギラギラした1920年代のハリウッドで、一躍トップスターへと昇りつめながら、破滅と隣り合わせの危うさのなかを進んでいく、才能と魅力に満ちた新進気鋭の女優・ネリー・ラロイ。映像内では、ロビーが「こんな親近感のある役は初めて。」「今までで最も誇れる仕事よ。人生においてもね。」と特別な想い入れを明かし、共演したブラッド・ピットも「彼女は自然体だ。」とロビーの役柄との調和を称えている。

チャゼル監督は本作を撮るうえで、10年以上かけて作り上げたこの重要キャラクターに命を吹き込める最適な人物を探すことを重要視し、どのキャラクターよりも先にキャスティングを行ったそうで、白羽の矢が立ったのが、いま世界で最も輝く女優の一人マーゴット・ロビーだった。「ネリーのような役には、恐れを知らない役者が必要だ。まるでスクリーンを両脇から掴んで揺さぶり、やりたいようにやれる役者がね。それが僕にとってはネリーであり、そしてマーゴットだった。他の多くの点で彼らは全く異なるタイプの人間だが、二人に共通するエネルギーや熱意、渇望がある。」とその理由を明かすように、溢れ出るパッションでどんな役でも演じきる表現力、誰もが憧れる抜群のスタイル、そして誰もが認めるスターオーラを放ちながら親しみやすさも感じさせる魅力的な人間性、と人々を虜にするマーゴットのパーソナリティが、まさにネリーというキャラクターを演じるうえでぴったりだと強調。

脚本を初めて読んだ際にロビーも「“絶対にやらないと。この役は私のものよ”って。あまりの熱意に、私のチームが少し懸念したほどよ。」とネリーの生き様にすっかり魅了され、すでに劇中でのネリーの振る舞いにも負けずとも劣らず、周りが心配するほど一心不乱に役を掴みたい気持ちがあふれ出ていたそう。

バビロン

信じられないほどの成功をつかむ大スターが次々に登場した傍らで、ひとたび堕ち始めてしまうと瞬く間に滑り落ちる―。当時の激動すぎるハリウッドでは、明るく燃え、激しく堕ちていったサイレント映画のスターが多く、ジャンヌ・イーグルス、アルマ・ルーベンス、セルマ・トッド、メアリー・ノーラン、さらに当時としては珍しいワイルドなロングヘアが特にインスピレーションの源となったリア・ラプッティなど多くの名女優を参考にされたネリー役。

中でも、モデルとして大部分を占めたのが、まさに本作が描く1920年代に創設されたアカデミー賞、その第1回作品賞受賞『つばさ』にも出演している名女優であり、サイレント映画時代の最大のセックス・シンボルとしても愛されたクララ・ボウの物語で、ロビーもネリーという役柄を理解する上で大きな助けとなったという。「クララ・ボウは、おそらくこれまで聞いた中で最もひどい子ども時代を過ごした人だと思う。クララの両親は彼女のために出生証明書を取得しなかった。すでに二人の子どもを亡くしていて、彼女も生き長らえると思わなかったから。それを読んだとき、ネリーというキャラクターを理解できるようになった。この地球で過ごす日々はいつ終わってもおかしくないと感じていたから、毎日全力で立ち向かっていたのだと想像できたの。」と激動の時代を貪欲に生き抜いてきたボウの壮絶な人生にロビーはいたく共鳴し、故郷の田舎での過酷な生活から抜け出し人生を変えるためにハリウッドへと飛び込むネリーのバックボーンを自身に落とし込み、難しい役柄を見事に体現してみせた。

下着を身につけずデニムのサロペット姿で弾けまくるカットも印象的なネリーだが、クララ・ボウも同様の装いで過ごしていたことで知られており、内面も外見も、この時代を生きた女優として紛うことなき名演を見せつける。

ゴールデンエイジと呼ばれた激動の時代の映画業界で、ネリーは自身の夢を叶えることができるのか、そして彼女が辿る運命とは?

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