3人の水先案内人と共に、IMAX(R)カメラで撮影されたアメリカの美しい大自然を体験し学べるドキュメンタリー映画『Into Nature’s WILD（原題）』が、『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』の邦題で4月7日(金)日本公開となることが決定し、予告編・ポスタービジュアルが解禁された。
人類が北米大陸に足を踏み入れてからおよそ2万年。アラスカの原野、オレゴンの緑豊かな海岸線、古代渓谷、アパラチアン・トレイルなど、そこには大自然という名の美しい宝物が広がっている。アメリカの隠れた絶景28スポットを、ノンストップで巡る冒険の旅。本作は、劇場にいながらもIMAX(R)カメラによる大迫力の臨場感で、わずか40分で大自然を体験できるドキュメンタリーだ。
案内役は、ネイティブアメリカン初の宇宙飛行士ジョン・ヘリントン、アラスカ出身のパイロットでTVパーソナリティのアリエル・トウェト、そして全米初の記録を樹立した長距離ハイカーのジェニファー・ファー・デイビス。彼らは、自らの足で、時に、自転車、列車、熱気球など様々なアクティビティを通じて、自然と人を結びつけることに情熱を傾けていく。
監督は、ドキュメンタリー映画の分野で名を馳せ、『リビング・シー』(1995)、『ドルフィン』(2000)と2度のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた経歴を持つグレッグ・マクギリブレイ。
今回解禁となったポスタービジュアルは、左から、 アリゾナ州ページ近郊の“アンテロープ・キャニオン”、真ん中は、ユタ州モアブの奇岩“フィッシャー・タワーズ” 、そして、右は、オレゴン州パシフィックコースト沿い“ケルプハイウェイ”と、迫力あるスポットが縦に3つに分かれて構成されている。
また、予告編は冒頭、水先案内人のひとりであるジョン・へリントンが宇宙から地球を見つめるシーンから始まり、その後は一転、アメリカ・ユタ州のモアブ、オレゴン州の湿地帯（カイツブリが水面を走るシーン）、アリゾナ州北東部のナバホ族の聖地（馬のシーン）、コロラド州のモラス湖、そしてモニュメントバレーなど、数にして12か所もの美しい大自然が次々と映し出され、臨場感あふれる映像となっている。
そして、本作のナレーションを務めるのは宇宙飛行士・野口聡一。映像に映し出された自然や地球の圧倒的な美しさ、そして、ジョン・へリントン飛行士とは、NASA時代の同期というつながりも含めて作品の魅力を伝えることができればと、今回初めてのナレーションに挑戦している。
なお今回、野口本人から寄せられたコメントは以下の通り。
野口聡一 コメント（敬称略）
映像に映し出された自然や地球の圧倒的な美しさ、そして、水先案内人として出演しているジョン・へリントン飛行士とは、NASA時代の同期で良き友人というつながりも含めて、この作品の魅力を伝えることができればという思いで引き受けさせていただきました。
アメリカ大陸そのものが、どれだけ魅力に溢れているかというのが強烈に感じられる作品です。しかも、有名な観光地ではなく、あまり知られていないような所に驚くほどの美しい景色があります。大自然に身を晒すことで40億年におよぶ人間の命のつながりというのを意識するというのは大事なことだと思います。それを、ぜひ大スクリーンで体験していただきたいです。
