ムロツヨシ主演でクロマツテツロウの野球漫画をドラマ化した連続ドラマW-30「ドラフトキング」（4月8日(土)よりWOWOWにて放送）に出演する総勢17名のゲストキャストが解禁され、あわせて特報映像と場面写真も解禁となった。
現在もグランドジャンプにて連載中の漫画「ドラフトキング」は、プロ野球チームの凄腕スカウトを主⼈公とした物語。ムロツヨシが主人公・郷原眼力（ごうはら・オーラ）に扮し、その郷原に散々振り回されながらも、時には行動を共にするバディでもある新米スカウト・神木良輔を宮沢氷魚が演じる。
「2番目の男」編（1、2話）では、ドラフト会議に向けて、郷原は甲子園常連校のエース左腕投手ではなく、誰も見向きもしない控え投手の獲得を進言する。その真意とは―。花崎徳丸高校野球部の監督・佐々木達雄に大鷹明良。甲子園常連校を率いる名将だが、選手起用をめぐり、ある策を講じる。花崎徳丸高校3年の控え投手・桂木康生に生田俊平。抜きんでた才能は無いように見えるが、郷原だけが獲得を目論んでいる。花崎徳丸高校3年のエース投手・東条大貴に増永樹。全球団が注目している圧倒的才能の持ち主で、神木もスカウトを試みる。
「社会人(ノンプロ)のスペシャリスト」編（3、4話）では、プロでも通用する才能の持ち主ながら社会人野球の道を選び続ける阿比留の獲得に向けて神木が動き出すが、郷原が絡んだ過去の因縁が徐々に明らかになる。万田自動車の野球部員・阿比留一成に町田啓太。プロでも通用する実力を誇るが、あえて社会人野球を続ける逸材で、横浜ベイゴールズを入団拒否した過去があるが、神木が再び獲得を試みる。そして、万田自動車野球部の監督・猪俣繁に田中要次。阿比留を巡り、郷原や下辺ともめた過去がある。練習場に度々やって来る神木に対しても冷たい。
「1億円の男」編（5、6話）では、ドラフト1位指名で入団したにもかかわらず低迷してしまった投手の立て直しを神木が命じられる。一方、郷原は秘めた才能の持ち主である中学生投手の将来をめぐり毒島と熾烈な争いを繰り広げる。真田丸の低迷ぶりに頭を悩ませ、郷原らスカウト部に苦言を呈する、横浜ベイゴールズの2軍ヘッドコーチ・宗野努に高橋努。シングルマザーとして息子を大切に育てる北畠花代に仙道敦子。郷原と毒島の双方から北畠の将来について提案を受ける役どころだ。ドラフト1位指名の鳴り物入りで横浜ベイゴールズに入団したが、大不振に陥ってしまった投手・真田丸謙吾に中山翔貴。立て直すべく神木が向き合うことになる。そして、ポテンシャルを秘めた中学生投手・北畠翔に木戸大聖。郷原と出会い野球への情熱を取り戻した経緯がある。
「それぞれの選手ファースト」編（7～最終話）では、沖縄・石垣島の高校に通うエース投手・仲眞大海（なかま・オーシャン）に注目する郷原だが、大学野球もまた獲得を目指し立ちはだかる。仲眞のことを思う、監督、両親、スカウト・・・それぞれの思惑が激突する。石垣商工高校野球部の監督・比嘉一太にきたろう。選手を大切に育て、仲眞のためを思い、大学進学を勧める。比嘉の大学時代の先輩にあたる、明英大学の監督・山城浩市にモロ師岡。毒島と結託し、大学の強みを生かすことで、仲眞の獲得を目論む。そんな山城監督からの好意に恩義を感じており、息子のために大学進学を勧める仲眞大海の父親・仲眞耕三に阿部亮平。看護師として働きながらも、息子の夢を全力で応援したいと考えている、仲眞大海の母親・仲眞好子に須藤理彩。郷原が注目する、石垣商工高校野球部のエース投手・仲眞大海に兵頭功海。だが、怪我に悩まされていて、周囲に悟られぬよう、ひた隠しにしている。その仲眞の怪我のことを知っている理解者で、ショートを守る、石垣商工高校野球部のキャプテン・照屋勉に福松凜。仲眞や照屋と県大会で対決することになる興章実業高校野球部所属でプロ注目のスラッガー・宮里幸太郎に八木将康、強打を誇る捕手・知念正貴に高品雄基が登場し、仲眞と死闘を繰り広げる。
選手役を演じるキャストらは3日間におよぶ大規模な野球オーディションを経て出演に至っており、その魂のこもった熱い本格的なプレーにも注目いただきたい。
