『トガニ 幼き瞳の告発』『怪しい彼女』のファン・ドンヒョクが監督を務め、イ・ビョンホンとキム・ユンソクをＷ主演に迎えた歴史大作『天命の城』が6月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開となる。
ファン・ドンヒョク監督初の時代劇作品の主演を務めたのは名実ともに韓国きってのトップ俳優イ・ビョンホン。耐えて国と民を守る、という確固とした意志を貫く吏曹大臣チェ・ミョンギルを演じた。そんなイ・ビョンホンの思慮深く憂いをたたえた場面写真＆キャスト、スタッフによる彼へのコメントが公開された。
イ・ビョンホンは「ミョンギルの和平への考え方がとても胸に響きました。ミョンギルは、サンホンの主張を尊重しています。感情が最高潮に達する状況でも相手を理解しようとした上で自分の意見を辛抱強く伝え続ける―それがミョンギルの最大の魅力です。」と役について述べている。ファン・ドンヒョク監督は 「イ・ビョンホン（ミョンギル役）とキム・ユンソク（サンホン役）が対立するシーンはまるで舞台演劇のようにワンテイクで撮影を行いました。二人とも観ているこちらまで緊張するほどの熾烈な演技を見せてくれ、撮影していることをわすれてしまうほどでした。」と絶賛。今回が韓国映画初参加となった坂本龍一は「韓国映画は今まで担当したことはありませんでしたが、イ・ビョンホンさんが出ていますので、すぐにOKの返事をしました。」とコメント。
イ・ビョンホンを筆頭にキム・ユンソク、パク・ヘイルら名優たちの熱い競演は、今まで描かれてこなかった歴史を現代に通じる普遍的な物語として胸に迫る人間ドラマへと昇華している。
国の存亡を賭けた男たちの熱き47日間の闘いを描いた、真実の歴史大作
監督を務めたのは『トガニ 幼き瞳の告発』や『怪しい彼女』のファン・ドンヒョク。主演には王と民が生き延びることを第一に考え、清との和平交渉を主張する吏曹大臣チェ・ミョンギル役にハリウッドでも活躍するトップスター、イ・ビョンホン。そしてもう一人、大儀と名誉を重んじ最後まで戦うことを主張する礼曹大臣キム・サンホン役に『チェイサー』『哀しき獣』のキム・ユンソクを迎えた。2人の大臣の対立の中で決断を迫られる朝鮮国王・仁祖には『神弓-KAMIYUMI-』のパク・ヘイル、山城の鍛冶屋役にコ・スと、韓国映画界を代表する俳優陣の豪華共演となっている。また、今回音楽を手掛けた坂本龍一は本作が監督映画念願の初参加となっている。
ストーリー
1636年、清が朝鮮に侵入し「丙子の役」が勃発。敵軍に完全包囲され、冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せる絶体絶命の状況の中、朝鮮の未来を見据えた大臣たちの意見は激しく対立する。平和を重んじ清と和睦交渉を図るべきだと考える吏曹大臣チェ・ミョンギル（イ・ビョンホン）と、大義を守るべく清と真っ向から戦うことを主張する礼曹大臣のキム・サンホン（キム・ユンソク）。対立する二人の大臣の意見に王・仁祖の葛藤が深まる。抗戦か、降伏か。朝鮮王朝の運命は――!?
作品タイトル：『天命の城』
出演：イ・ビョンホン（『王になった男』） キム・ユンソク（『哀しき獣』） パク・ヘイル（『神弓-KAMIYUMI-』） コ・ス（『マルティニークからの祈り』）
監督：ファン・ドンヒョク（『怪しい彼女』『トガニ 幼き瞳の告発』）
音楽：坂本龍一
2017年/韓国映画/139分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル
字幕翻訳：根本理恵
原題：남한산성
提供：ツイン、Hulu
配給：ツイン
公式サイト：tenmeinoshiro.com
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6月22日（金）TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー