
ケイト・ブランシェット主演『TAR/ター』(5月12日(金)公開)より、本編映像が解禁された。
本作は、本年度アカデミー賞《作品賞》《監督賞》《主演女優賞》など主要6部門にノミネート、第80回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)、第79回ヴェネチア国際映画祭女優賞ほか世界の映画祭で驚異の60受賞289ノミネート、さらに『シンドラーのリスト』『LAコンフィデンシャル』『ソーシャル・ネットワーク』に続く史上4作目の主要批評家協会賞(ニューヨーク映画批評家協会賞/ロサンゼルス映画批評家協会賞/ロンドン映画批評家協会賞/全米映画批評家協会)《最優秀作品賞》を制覇するなど、世界の映画賞を席捲中。
解禁された本編映像は、ジュリアード音楽院で講義中のターが、入学したての1年生の生徒の不用意な発言を聞き逃さず、問詰めるシーンを切り取ったもの。生徒は差別的な時代で活動したバッハの音楽に嫌悪感を持っていたが、ターはそんなまだ若い生徒の素朴な意見を理解し、導く気はさらさらなく、「もしバッハの才能が、性別や出身国で格下げされるようならあなたも同様よ」と、容赦なく追い詰めていくー。
アメリカの5大オーケストラで指揮者を務めた後、ベルリン・フィルの首席指揮者に就任、7年を経た今も変わらず活躍。作曲者としての才能も発揮し、エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞のすべてを制し、そして師バーンスタインと同じくマーラーを愛し、ベルリン・フィルで唯一録音を果たせていない交響曲第5番を遂に来月ライブ録音し発売し、自伝の出版も控えるなど“全てを手に入れる寸前”のター。天才の圧倒的な自信とそして傲慢な態度、そしてヒリつく授業の空気感を、圧巻の長回しで映し出したシーンとなっている。
ストーリー
ベルリン・フィル初の首席女性指揮者ター。
天才にして、ストイック、傲慢、そして繊細―。芸術と狂気がせめぎ合い、怪物が生まれる
世界最高峰のオーケストラの一つであるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドとして作り上げることに成功する。今や作曲家としても、圧倒的な地位を手にしたターだったが、マーラーの交響曲第5番の演奏と録音のプレッシャーと、新曲の創作に苦しんでいた。そんな時、かつてターが指導した若手指揮者の訃報が入り、ある疑惑をかけられたターは、追いつめられていく──
作品タイトル:『TAR/ター』
出演:ケイト・ブランシェット『ブルー・ジャスミン』、ノエミ・メルラン『燃ゆる女の肖像』、ニーナ・ホス『東ベルリンから来た女』、ジュリアン・グローヴァ―『インディー・ジョーンズ/最後の聖戦』、マーク・ストロング『キングスマン』
監督・脚本:トッド・フィールド『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』
音楽:ヒドゥル・グドナドッティル『ジョーカー』(アカデミー賞作曲賞受賞)
撮影:フロリアン・ホーフマイスター/編集:モニカ・ヴィッリ
原題:TÀR/アメリカ/2022年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/159分/字幕翻訳:石田泰子
配給:ギャガ
公式サイト:https://gaga.ne.jp/TAR/ #TAR #タ―
コピーライト:(C) 2022 FOCUS FEATURES LLC.
5月12日(金) TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
関連記事:■ 映画『TAR/ター』トッド・フィールド監督&ケイト・ブランシェットによる貴重な対談映像が解禁!―5月12日(金)公開
■ 『TAR/ター』ケイト・ブランシェットが圧倒的な天才指揮者としてオーケストラを鼓舞!本予告&ポスタービジュアル解禁!
■ 『TAR/ター』現代音楽界を牽引する圧倒的なカリスマ“ター”と彼女を取り巻く人々とは…シーン写真が一挙9点解禁!
■ ケイト・ブランシェット主演『TAR/ター』第95回アカデミー賞で主要6部門ノミネート!日本公開は5月12日(金)に決定
■ ケイト・ブランシェットが4度目のゴールデングローブ賞獲得!トッド・フィールド監督最新作『TAR/ター』邦題も決定
■ 第79回ヴェネチア国際映画祭で『TÁR』が最優秀女優賞(ケイト・ブランシェット)受賞! ―日本公開は2023年