Netflixシリーズ「離婚しようよ」スペシャル映像解禁!松坂桃李・仲里依紗・宮藤官九郎・大石静が明かす赤裸々撮影秘話

離婚しようよ

宮藤官九郎と大石静が初のNetflixシリーズで異例となるタッグを組んだ「離婚しようよ」(全世界配信中)より、スペシャル映像が解禁された。

今回解禁となったのは、女性にだらしなく能天気で、世間知らずのまま育った愛媛の三世議員・東海林大志を演じた松坂桃李、連続ドラマ「巫女ちゃん」で大ブレイクした後も絶大な人気を誇り、SNSのフォロワーは100万人に達する国民的女優である黒澤ゆいを演じた仲里依紗、そして、本作の脚本を共同で手掛けた宮藤と大石が勢ぞろいし、本編シーンを観ながら撮影の舞台裏を明かすスペシャル映像。

ゆいの決め台詞「かしこみ、かしこみ~」と揃えて、オープニングから4人の楽しそうな様子が伝わる雰囲気の中、映像には、豪華な東海林家のセットで繰り広げられる壮絶な夫婦喧嘩が映し出される。さっそくが「常に怒ってるんですよ、このセットの中」と撮影当時を振り返ると、松坂も「ずーっと喧嘩してましたよね?」と続き、「めちゃめちゃセリフが…」「ラリーがものすごい…」と当時の思い出が溢れ出るかのように盛り上がる。

そんな二人に対し、宮藤も「そうか~」と噛み締めながら、続く本編で、大志が喧嘩となった原因は何だったのか、自分の言動を顧み、これまでの流れを反芻するシーンに続くと「こういうことないですか?怒られてる途中で何が良くなかったんだろう?あの時違うことを言ってたら怒られなくて済むのかな?ってシミュレーションするんだけど、、、」と脚本の制作秘話を語りだすと、大石が「その話よく言われたけど、宮藤さん家そうなんだなーといつも思ってた(笑)」とまさかの暴露。松坂、仲も加わり、「やめてくださいよ(笑)」と宮藤がたじたじになる珍しい場面が映し出される。

さらに、本編は大志とゆいが離婚協議に臨む緊迫したシーンへと移り変わっていく。不甲斐ない大志の尻を叩き離婚協議を進めていく敏腕弁護士・印田薫を演じる板谷由夏、うさん臭いが腕は立つ、ゆいの担当弁護士・石原ヘンリーK演じる古田新太とともに、4人で離婚調停について話し合う…かと思いきや突如、大志以外の4人がノースリーブになり、煩悩の塊の大志の心が乱されていく、というコメディ色全開のこのシーン。

松坂が「こんな状況下でも煩悩ですもんね(笑)」と大志のある意味素直なキャラに触れると、は「すんごい見てる(笑)」と二の腕を凝視する大志を演じた、松坂のコメディセンス抜群な演技を絶賛。ゆいと印田の二の腕に目を奪われ、心の中で二の腕選手権を開催し始めた大志の声に連動するかのように、古田の二の腕が披露されるや否や、が「古田さんめちゃくちゃキレイなんです!肌がめっちゃ白くて!!」と意外なダークホースの登場に4人は大盛りあがり。

さらに、本編では多くのシーンで様々な登場人物に心の声が充てがわれている本作。松坂が「全員心の声があるって面白かったですね!」とそのことにも触れると、宮藤や大石曰く“心の声が書けるのはやりやすい”といい、脚本家としての舞台裏も知れる貴重な秘話が明かされた。

続いて、大志とゆいが双方のパートナーについて語り、愚痴を言い合うシーンへ。離婚へと向かって進んでいる二人が、素直にお互いの今のパートナーについて明かすという、あまり日本では見かけないようなシーンとなっている。が「海外みたい。お互いのパートナーについて愚痴を言い合うって」と語りだすと、宮藤も「向こう(海外の)のドラマだとありますもんね!」と強く賛同。松坂や大石も納得の様子で頷きあう姿が映し出されている。「離婚すると10年くらい寿命が縮まるって聞いたことがあって」と明かしたの言葉に全員が驚愕する中、「それぐらい体力だったり精神的に疲れるって聞いたことがあるんですけど、海外だと”おめでとう!”という感じで離婚するじゃないですか、自分の幸せのために離婚するっていう意識だから」と続き、全員がなるほど!と共感する様子も。

は「この作品では、大志もゆいもどんどん幸せな方向に向かっていくし、そういう意識が少しでも変わるといいなとは思いましたね」と明かしており、<離婚>というネガティブなイメージを抱きがちな事柄を経て、あえて幸せへと向かっていく二人を描いた”離婚コメディ”である本作への想いを吐露していた。

豪華な4人が揃った本映像には、ドラマ「離婚しようよ」をより一層楽しめる内容が満載だ。スペシャル映像を観てから、ドラマを観るも良し、ドラマを観てから、スペシャル映像を観るも良し。笑いあり、涙ありの離婚ストーリーを、ぜひ堪能してみては。

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