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『To Leslie トゥ・レスリー』内田春菊、久米宏など各界著名人によるオピニオンコメント解禁! ―大ヒット上映中

To Leslie トゥ・レスリー

米映画批評サイトRotten Tomatoesで98%の高評価を獲得した(※2022/10/11時点)『To Leslie トゥ・レスリー』(公開中)に寄せられた、漫画家の内田春菊、フリーアナウンサーの久米宏ら各界著名人、さらに劇場スタッフらからのコメントが解禁された。

本作で主演を務めるアンドレア・ライズボローが演じるのは、宝くじに高額当選(190,000ドル・日本円で約2,500万円)したもののアルコールに使い果たし、行き場を失ったシングルマザー。息子にも友人にも見放されながらも、モーテルでの“出会い”をきっかけに人生の再起を図る。スクリーンとの境界線を越えて滲む、痛々しいほどのリアリティ溢れる演技に胸を打たれ、ラストには涙なしでは見られない心温まる瞬間が待ち受ける。

アンドレア・ライズボローの圧巻の演技が、グウィネス・パルトロウシャーリーズ・セロンエイミー・アダムスジェーン・フォンダローラ・ダーンら演技派俳優たちの間で瞬く間に称賛の輪となって広がり、ケイト・ウィンスレット「私の人生で見た中で最も素晴らしい演技のひとつ」と絶賛。

また、本年度同じく主演女優賞にノミネートを果たしたケイト・ブランシェットは、全米批評家協会賞の受賞スピーチで「恣意的な演技賞で最も見過ごされている演技の一つ」としてアンドレア・ライズボローを挙げるなど、ハリウッド俳優から熱い支持を受けている。

そんな本作は先週6月23日(金)に日本でも公開後、鑑賞した観客から熱いレビューが寄せられ、Yahoo!映画では4.3、映画.comで4.0、Filmarksで3.7(6月26日時点)と絶賛の声が上がっている。

自由奔放に生きてきたレスリーが、どのように人生の再起を図るのか。『To Leslie トゥ・レスリー』は大ヒット上映中。

目次

オピニオンコメント(※敬称略50音順)

ISO/ライター
頭で理解していても間違いを犯してしまう。
自己嫌悪に蝕まれても強がってしまう。
レスリーの苦悩が過去の痛みと共に突き刺さる。
彼女には手を差し伸べてくれる人がいた。
それをただ幸運と片付けてよいのだろうか。
救いは誰しもに与えられるべき機会だと思う。
この物語を、ご都合主義にしてはいけない。

内田春菊/漫画家
個人的に「自分の親とダメ」「お酒に頼りがちだった」「瞬間的な多めの収入」が共通しててうっすら他人事でない感じ……。つらい。目が離せん。ヤバイ。いよいよ終盤になって「そうだったんだ!」という展開になる秀逸な構成に驚く。ラストは泣くしかなかった。

久米宏/フリーアナウンサー
人間 一度生まれたら
死ぬまで生きなければならない
子供の頃発見したこの真実を
久しぶりに思い出した

児玉美月/映画文筆家
『To Leslie トゥ・レスリー』はひとりの女性が人生をほんとうにはじめるまでを、
あたたかなまなざしでじっと見つめる。
その豊かな時間すべてが、彼女の転機への賭け金なのだ。
映画が終わる頃には、誰もがレスリーのことを応援せずにはいられなくなっている。

此花わか/映画・セクシュアリティ ジャーナリスト
宝くじが公共事業の財源の一部であるアメリカでは毎年300人以上のミリオネアが生まれている。一方、宝くじの当選者の3割が5年以内に破産してしまうという統計も。金は人生を変えるが、人間を変えることはできない。フロンティア精神が残るテキサスを舞台に人間の再生力はどこからくるのかを問うドラマ。

小林栄子/シネマテークたかさき 支配人
セピア色した『フロリダ・プロジェクト』のようでした。
モーテルの従業員たちはとりこぼされた人たちの苛立ちに寄り添い続けてくれる。
彼らの存在に気づくことができたとき、
レスリーの人生が色づきはじめるのが美しかったです。

瀧川佳典/シネ・リーブル梅田
レスリーへ。明けない夜はない。何かを始めるのに遅すぎることはない。苦難を乗り越えるために例えられる言葉はたくさんある。でもそれには努力が必要なんだ。うまくいかない日もあるだろう。3歩進んで2歩下がる。そう、目標を見失わなければちゃんと一歩ずつ前に進むんだ。君を変えられるのは君しかいない。

竹田ダニエル/ライター
人生の後悔と向き合うのに、「遅すぎる」ことはない。
決して完璧ではない、長所も短所もあるレスリーの波乱万丈な人生。
そんな彼女を愛と慈しみを持って描くこの作品は、人間が持ちうる優しさを教えてくれる。

鳥井/UPLINK京都 副支配人
レスリーを通して考えさせられる
パーフェクトな人生など存在しないことを
キャリーバッグ一つ分の思い出を手放してはいけないことを
自らを見つめる勇気と共存の意識を育む環境が人生を豊かにすることを

中島ひろみ/シアターキノ
いい母親になりたい、そんな思いとは裏腹に自分をいつも追い込んでしまうレスリー。
信じたい、と思いながらも母のいない時間を過ごしてきた息子には母との距離は遠い。
かつて幼い息子と過ごした家に足を踏み入れた時・・
後悔する、ということは自身とまっすぐに向き合うことなのかもしれない。
「あなたを赦します」
深い感動とともに、息子のこころの声が聞こえてくるようです。

松岡宏起/()パルコ 渋谷シネクイント編成担当
後悔まみれの人生であっても、誰かの期待とほんの一握りの希望さえあれば自分を変えられる。アンドレア・ライズボローの熱演が胸に刺さる、許しと再生の物語。

宮岡太郎/映画監督・映画レビュアー
前半一時間、憤りを感じながら観た。人間はどうしてこんなにもいい加減で、愚かなのかと。
後半一時間、心を震わせながら観た。人間はこんなにも予測不能で、格好良く、逞しいのだと。
人間誰もが心に秘めた《強さ》に圧倒される、本年屈指の極上のヒューマンドラマ。

八重尾知史/KBCシネマスタッフ
自分を蔑み、拗ねているとも、涙を堪えているようにも見えるレスリーの表情に、
「まだやり直せるよ。頑張ろうよ、レスリー。」
と何度も声をかけたくなる。人生が足をかける場所もない底なし沼に思えても、もがくことを諦めなければ、きっと日の指す瞬間はやって来るんだと温かな涙が溢れました。


ストーリー
テキサス州西部のシングルマザー、レスリー(アンドレア・ライズボロー)は、宝くじに高額当選するが数年後には酒に使い果たしてしまい、失意のどん底に陥る。6年後、行き場を失ったレスリーは、かつての友人ナンシーとダッチ(アリソン・ジャニー、スティーブン・ルート)のもとへ向かうが、やはり酒に溺れ呆れられてしまう。そんな中、スウィーニー(マーク・マロン)という孤独なモーテル従業員との出会いをきっかけに、後悔だらけの過去を見つめ直し、母親に失望した息子のためにも、人生を立て直すセカンドチャンスに手を伸ばしはじめる。

作品タイトル:『To Leslie トゥ・レスリー』
出演:アンドレア・ライズボロー(『オブリビオン』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、マーク・マロン(「GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」)、オーウェン・ティーグ(『フロッグ』『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』)、アリソン・ジャネイ(『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『LOU ルー』)
監督:マイケル・モリス
2022/英語/119分/シネスコ/カラー/5.1ch/原題:To Leslie/日本語字幕:松浦 美奈
配給:KADOKAWA

公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/to-leslie
公式Twitter:@KADOKAWA_pic
コピーライト:(C)2022 To Leslie Productions, Inc. All rights reserved.

大ヒット上映中!

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