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フランス史上初のサメ映画『シャーク・ド・フランス』8/11公開決定!ポスタービジュアル&予告編&場面写真解禁

シャーク・ド・フランス

フランス史上初のサメ映画『Year of the Shark(英題)』が、邦題を『シャーク・ド・フランス』とし、8月11日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国順次公開されることが決定。日本版ポスタービジュアル、予告編、場面写真が解禁された。

今年の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2023」の上映作品として発表されると、《フランス初》という前例がないため、SNSで瞬く間に話題に。「サメが凱旋門を破壊するのではないか!?」「主演が『ヴィーガンズ・ハム』のマリナ・フォイスって、絶対面白いだろうな」という声や、場面写真を見た人からは、「ウェス・アンダーソンっぽい!」という声もあがり、日本のサメ映画界隈では期待が多く寄せられていた。

すっかり夏の風物詩としてエンタメ界に定着してきた“サメ映画”。SF、パニック、モンスター、大作からパロディなど、なんでもアリ状態で様々な作品が作られている。そんな中、本作は、サメ映画の金字塔『ジョーズ』(75/スティーブン・スピルバーグ監督)にオマージュを捧げるちょっとユニークなサメ映画。

手がけたのは、フランス人の双子監督ルドヴィック&ゾラン・ブケルマ。前作の『テディ』(20)が、第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、日本では第12回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルで初披露されたことで注目された。彼らは、「もう一度原点(の『ジョーズ』)に立ち返ろう」と脚本を書き上げ、早期退職を間近に控えた海上警察官を主人公にしながらも、現代的な風刺を効かせた、他のサメ映画とは一線を画す、オフビートでスタイリッシュなコメディ映画として作り上げている。

主人公マジャを演じるのは、『私は確信する』(18)、『ヴィーガンズ・ハム』(21)、『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』(22)、さらに第53回東京国際映画祭でグランプリを受賞した『ザ・ビースト(英題)』(22)などの話題作への出演が続くフランス人俳優マリナ・フォイス。もともとは劇団でコメディエンヌとして活躍していた彼女の本領が本作で発揮され、異常なまでにサメ退治にのめり込む海上警察官を演じる。

予告編は、引退を間近に控えた海上警察官の主人公マジャが、観光地で賑わう海にサメが現れたことで、ビーチを封鎖しようと上司に提案するシーンから始まる。しかし、「寝ぼけたことを言うな あり得ない」「引退が近いから幻を見たのだろう」「『ジョーズ』の見すぎだ」と、周りの人たちから言われ、誰も彼女の言うことは信じない。観光客で賑わうビーチに、サメの影は刻一刻と近づいてくる。そして、恐れていた事件が発生してしまう。責任感の強いマジャは、最初で最後のサメ退治を決意する。果たして村の平和は守られるのか――?

シャーク・ド・フランス
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