フランスを代表する名匠アルノー・デプレシャン監督の最新作で、マリオン・コティヤールとメルヴィル・プポーの豪華共演の映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』が、9月15日(金)より全国順次公開される。この度、本作の日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。
何が理由だったかは、もうわからないけれど、ずっと憎み合い、顔を合わせることもなかった二人が、両親の事故をきっかけに再会する。
解禁された日本版ポスターは、舞台女優である姉アリスを演じた、美しきマリオン・コティヤールが、メルヴィル・プポー演じる詩人の弟ルイを見つめるカットに、「家族なのに?家族だから!」というキャッチフレーズが印象的。
併せて解禁された予告編では、笑顔で「大っ嫌い」と弟に宣言するアリスに始まり、二人の再会のきっかけとなる両親の事故や子供の頃のエピソードなどのほか、アリスたちの末の弟を演じる人気ミュージシャンで俳優のバンジャマン・シクスー、ルイの妻役のゴルシフテ・ファラハニ(『パターソン』)、親友役のパトリック・ティムシット(『歓楽通り』)ら豪華キャストも登場。そして最後を、本作の名シーンの中で、海外で最も人気の高い<スーパーマーケットで衝突する二人>で締めくくり、デプレシャン監督らしい、細部に至るまでの映画的興奮の一端も感じられる予告編になっている。
予告編に添えられた「憎しみの出口はどこ?~それでも幸せな結末はある」という言葉に、これまでも家族というモチーフを独特で卓越した視点でとらえてきたデプレシャン監督の新境地も感じられる本作に期待が高まる。
なお、本作は“French Cinema Season in Japan”の一環として、ユニフランスの支援を受けて公開される。
2022年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
ストーリー
姉アリス(マリオン・コティヤール)は有名な舞台女優で、弟ルイ(メルヴィル・プポー)は詩人。アリスは演出家の夫との間に一人息子がいて、ルイは人里離れた山中で妻と暮らしている。何が理由だったかは、もうわからないけれど、二人はもうずっと憎みあい、顔も合わせていない。そんな二人が両親の突然の事故によって再会するのだが……。憎しみの出口はどこ?幸せな結末はある?
作品タイトル:『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』
出演:マリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』『アネット』)、メルヴィル・プポー(『わたしはロランス』『それでも私は生きていく』)、ゴルシフテ・ファラハニ(『パターソン』)、パトリック・ティムシット(『歓楽通り』)
監督:アルノー・デプレシャン(『そして僕は恋をする』『クリスマス・ストーリー』)
原題:Frère et sœur
英題:Brother and Sister
フランス|2022年|110分|シネマスコープ|5.1ch|PG12
字幕:磯尚太郎|字幕監修:松岡葉子
配給:ムヴィオラ
公式サイト:https://moviola.jp/brother_sister
公式Twitter:@brothersisterjp
コピーライト:(c) 2022 Why Not Productions – Arte France Cinéma
9月15日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開