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『ロスト・キング 500年越しの運命』キャスト&監督がハリー・ロイドを絶賛!インタビュー映像・場面写真解禁

ロスト・キング 500年越しの運命

スティーヴン・フリアーズ監督『ロスト・キング 500年越しの運命』(9月22日(金)公開)より、インタビュー映像と場面写真が解禁された。

フィリッパ・ラングレー(サリー・ホーキンス)は職場で上司に理不尽な評価を受けるも、別居中の夫からは生活費の為に仕事を続けるよう促され、苦悩の日々を過ごしていた。ある日、息子の付き添いでシェイクスピアの「リチャード三世」を観劇したことで、彼女の人生は一変。悪名高き王・リチャード三世も自分と同じように不当な扱いを受けてきたのではないかと疑問を抱いたフィリッパは、彼の真の姿を探し求め、歴史研究に没頭していく――。

本日8月25日は、12年前の同日、リチャード三世の名誉挽回に励む「リチャード三世協会」のメンバーに寄付を呼びかけ、発掘資金を集めた末にレスター大学考古学部の協力を得て、発掘作業がスタートすることになった記念すべき日だ。また、2012年8月25日は、リチャードが埋葬された日から527年を迎えた日でもあり、まさに【8月25日】はリチャード三世発掘プロジェクトにとって重要な日であると言えるだろう。

リチャード三世は、シェイクスピア劇のなかでも1066年のノルマン・コンクエスト以降の英国史における出来事を扱った「歴史劇」として知られている作品グループに分類され、敵や味方、そして肉親までをも欺き、殺して玉座を手に入れる悪しき王として描かれている。シェイクスピアが描いた歴史劇を事実のように捉え、これまでの4世紀に渡って、リチャード三世は冷酷非情な王であると考える人がとても多い。

しかし、今回解禁された映像では、フィリッパ・ラングレーの夫ジョン役を演じたスティーヴ・クーガンが「シェイクスピアの「リチャード三世」は名作だ。でもチューダー家によるプロパガンダでもある。歴史は勝者によって、記されてきたからね。カットしたけど最後の方にこのようなセリフがあった“どの戦争でも勝利側に戦争犯罪者がいたことがない”」とシェイクスピアの描いてきた物語が必ずしも真実であるわけではないことについて語った。

さらに、そんな史実とは異なるリチャード三世を演じるのは、2011年に始まったドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』ヴィセーリス・ターガリエン役のイギリス人俳優ハリー・ロイド
本作では、まずフィリッパと息子マックスが見に行く演劇の舞台に登場し、今まで一般的に知られてきたリチャード三世の姿を演劇での経験を生かし演じる。次に、フィリッパの幻影としても登場し、穏やかで、フィリッパの悩みに耳を傾け、親身になって彼女に助言し導くリチャード三世を演じ分けている。

ロスト・キング 500年越しの運命
ロスト・キング 500年越しの運命

共演したサリー・ホーキンスは「彼ならどんな役でも演じられると感じた」と語り、スティーヴン・フリアーズ監督は「彼の演技はすばらしい」とハリー・ロイドの演技についてインタビュー内で絶賛。

そして最後にもう1役をハリー・ロイドが演じているが、その演技は実に見もの。名匠・イギリスの名女優をも魅了する圧巻の演技力にもご注目を。

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