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『アステロイド・シティ』宇宙人を取り巻く闘いの本編映像&ケラリーノ・サンドロヴィッチら著名人からの絶賛コメント到着!

(c)2022 Pop. 87 Productions LLC

ウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作『アステロイド・シティ』(9月1日(金)公開)の本編映像と、著名人からの絶賛コメントが到着した。

解禁された本編映像には、“アステロイド・シティ”の天体観測所で、アメリカ陸軍元帥であるギブソン元帥と、ジュニア宇宙科学者のひとり、リッキーが対峙するシーンがとらえられている。リッキーは、軍が隠蔽しようとした宇宙人の存在をジュニア宇宙科学者4人と団結し、“とある方法”で外部に伝える。その結果、世界中の新聞で“アステロイド・シティ”の宇宙人が取り上げられてしまう。それに対して激怒する大統領とギブソン元帥。反逆罪の可能性もあると伝えるが、リッキーは最高裁まで闘うと強気の姿勢。ジュニア宇宙科学者vsアメリカ政府の結末は―?
そして、完全に外部との接触を禁止され、軍に監視されるなかでどのように情報を伝えたのか。天才的な子どもたちによる大作戦の一部始終は、ぜひ劇場でご覧いただきたい。

本作には様々な名作の要素が組み込まれている。たとえば、街の外観は『日本人の勲章』(55)がインスピレーションとなっている。そして、デビルスタワーに似た岩の構造、人生が変わるような宇宙人との遭遇、“アステロイド・シティ”の住民を隔離し続けるため軍隊がでっち上げた隠蔽記事といった要素は、スティーヴン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』(77)から意図的に取り入れられている。今回解禁となった本編映像に含まれる、宇宙人との遭遇を世界に知らせるために、子どもたち(ジュニア宇宙科学者)がアメリカ軍を出し抜く、というシーンからも、スティーヴン・スピルバーグ監督作品のテイストを強く感じさせる。

ほかにも、たとえばミッジ・キャンベルは50年代に活躍した女優、マリリン・モンローをモチーフに脚本が作られていたりと、キャラクターにも実在した人物の要素が組み込まれている本作。ストーリー、構図、衣装、セット、音楽など、さまざまな注目ポイントにあふれる本作だが、どんな作品・人物が隠されているのかにも注目しながら鑑賞していただきたい。

(c)2022 Pop. 87 Productions LLC
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コメント(50音順・敬称略)

痛切に感じたのは、ウェス・アンダーソンという監督が、まだまだ積極的に変化しようとしているということだ。それが進歩か退歩かなんてどうでもいいし、今はまだわからない。オールスターのキャスト陣もスタッフ陣も、新たに切り開かれた世界を心から楽しんでいるのが伝わってくる。
いいねえ。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(劇作家・演出家・音楽家)

過去作でも〝演劇シーン〟を描いてきた監督が、ついに映画の中に演劇をすっぽりと組み込んでしまった!
そうそうたるキャスト陣はみな「役を演じる役者」役。物語は境界を軽やかに飛び越えながら〝ウェス・ワールド〟全開で描かれてゆく。
そんな入れ子構造に迷子になりながらも、滑稽に迷走する彼らの悲喜劇に魅了される、愛すべき時間がここにある。
こがけん(芸人)

「やりたかったこと、全部できる!」という最高地点に辿り着いたウェス・アンダーソン!
いつもの色彩や構図に今回詰め込んだのは、自身が流行の先端に立ってしまったクロスカウンターなのかも知れない。
どこまでもついていきます!
しんのすけ(映画感想TikTokクリエイター)

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