ギャレス・エドワーズ監督最新作で、ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙が共演するSFアクション超大作『ザ・クリエイター/創造者』(10月20日(金)公開)の特別映像が解禁された。
近年、各メディアなどでもAIの目覚ましい進化やその利便性が取り上げられているが、その一方で、AIの急激な進化に伴う危険性も叫ばれ始めている。監督が一から物語を作り上げた、完全オリジナル作となる本作の舞台は、そんな私たちに待ち受けているかもしれない遠くない未来――。
今回解禁された特別映像で、「映像に惹き込まれる映画が好きなんだ。理屈ではなく、心揺さぶられる夢みたいな」と、作品へのこだわりを語るギャレス・エドワーズ監督。
本作のような大作では、まず初めにデザイナーやアーティスト達と話し合い、世界観をデザインした後に撮影を開始することが多いが、本作はその逆で、先に実際の国々のリアルなロケーションとリアルな人々でシーンを撮影し、その映像の上からCGなどで世界観をデザインしていくという斬新な方法を取り入れている。
そのリアルなロケーションでの撮影のため、日本、タイ、ベトナム、カンボジア、ネパール、インドネシア、イギリス、アメリカ(ロサンゼルス)の8か国に訪れており、本映像では、各地に赴き、実際に現地で撮影している様子と、その完成シーンのハイライトが見られる。
また日本の渋谷のような街や、渡辺謙演じる模造人間(シミュラント)の新カットも収められており、主演のジョン・デヴィット・ワシントン(ジョシュア役)が「驚くのは神秘的なリアリズムだ。どのシーンも心の奥に訴えかけてくる」と語るように、ギャレス・エドワーズ監督だからこそ作り上げることができた世界観と臨場感を体感できる。
『ザ・クリエイター/創造者』の凄さはその撮影方法だけはない。「監督はSFに感情を注ぎ込んだ。(SFは)派手なアクションやスリルに偏りがちな分野だけど」とジョン・デヴィット・ワシントンや、「本作のテーマはとても壮大よ。人間とは何か?命とは何か?愛は人間とAIの障壁を超えられるのか?」とジェンマ・チャン(マヤ役)が語るように、監督が作り上げるAIは、表情や感情が豊かで、まるで人間のように描かれている。
監督も「共存すべきか、破壊すべきか」と語っており、本作は「AIの脅威」や「AI vs 人類」だけではなく、“意識を持ったAIは人間と何が違うのか?人類とAIは手を取り合えるのか?”のような壮大なテーマも問いかけてくる。
自らカメラを回し、「私が幼少期に見た映画で感動したように、観客の心を揺さぶりたい」というギャレス監督による、SF映画史上最もエモーショナルな映画を劇場で体感してみては。
ストーリー
遠くない未来、人を守るはずのAIが核を爆発させた――人類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊の〈ジョシュア〉は人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。だがそこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少女〈アルフィー〉だった。
そして彼は“ある理由”から、少女を守りぬくと誓う。やがてふたりが辿りつく、衝撃の真実とは…。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の監督×『TENET テネット』の主演俳優×渡辺謙。近未来の世界、”ニューアジア”を舞台に描かれる感動のSFアクション超大作、開幕。
作品タイトル:『ザ・クリエイター/創造者』
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイ、マデリン・ユナ・ヴォイルズ
監督・脚本:ギャレス・エドワーズ(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『GODZILLA ゴジラ』)
原題:The Creator
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/thecreator
コピーライト:(C) 2023 20th Century Studios
10月20日(金)全国劇場にて公開
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