様々な“家族のかたち”を描き続けてきた是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語る渾身作『万引き家族』が、6月8日(金)より329館334スクリーンにて全国公開された。公開後7日間で10億円突破という、2018年公開の実写邦画の中で最速の記録を叩き出し、公開から3週間連続で映画動員ランキング1位を記録。さらに、28日(木)には、来場者数が220万人を突破。また、興収27億円を突破するなどその勢いはとどまらず、日本中を席巻している。
第71回カンヌ国際映画祭【コンペティション部門】にて最高賞<パルムドール>を受賞。日本人監督のパルムドール受賞は、1997年の今村昌平監督の『うなぎ』以来、21年ぶりの快挙となり、また、是枝監督作品としては『海街diary』以来3年ぶり5回目のコンペティション部門出品にして、初めてのパルムドール受賞となったことでも話題の本作だが、この度、大ヒットを記念して、7月7日(土)と8日(日)の2日間限定で、TOHOシネマズ日比谷にて、パルムドールトロフィー展示の実施が決定した。
1998年以来、ショパールが制作するエンブレムであり、映画人であれば、誰もが憧れるこの<パルムドール>トロフィーだが、そのまばゆい輝きとオーラは、映画人でなくとも見入ってしまうこと間違いなし。誰もが実物を目にすることができるわけではない<パルムドール>トロフィー。非常に貴重なこの機会を是非お見逃しなく。
『万引き家族』パルムドールトロフィー展示 概要
日時:7月7日(土)・8日(日) 各日10:00~20:00
場所:TOHOシネマズ 日比谷 4Fロビー内(東京ミッドタウン日比谷内)
※2日間限定になります。
※ショーケースにて展示します。
※写真撮影は可能ですが直接お触り頂く事は出来ません。
ストーリー
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──
作品タイトル:『万引き家族』
出演:リリー・フランキー 安藤サクラ / 松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ /緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 ・ 柄本明 / 高良健吾 池脇千鶴 ・ 樹木希林
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:細野晴臣(ビクターエンタテインメント)
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/manbiki-kazoku
コピーライト:(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
!!絶賛公開中!!