『サタデー・フィクション』本ビジュアル解禁!ロウ・イエ監督4年ぶりの来日も決定 ―コメントあり

サタデー・フィクション

『サタデー・フィクション』(11月3日(金・祝)公開)の本ビジュアルが解禁され、ロウ・イエ監督が4年ぶりに来日することも決定した。

中国に生きる若者の心情を瑞々しく、過激に描き続けてきたロウ・イエが最新作で選んだ題材は、太平洋戦争が勃発する直前の魔都・上海。世界各国の諜報員が暗躍していた時代を舞台に、人気女優とスパイの二つの顔を持つ主人公を中心に据え、当時上海の中心とされていた現存する劇場「蘭心大劇場」で巻き起こる愛と謀略の物語を美しいモノクロ映像で描き出す。2019年の第76回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品を果たした話題作が、ついに日本でも公開を迎える。

解禁された本ビジュアルでは、コン・リー扮する主人公のユー・ジンをはじめ、映画の主要キャラクターの顔が並ぶ。女優と敏腕スパイ、二つの顔を持つユー・ジン。彼女のターゲットであり、太平洋戦争の鍵を握る重要人物、古谷(オダギリジョー)。そしてユー・ジンの恋人で舞台演出家のタン・ナー(マーク・チャオ)。それぞれ思惑を胸に抱えた3人の運命が、日中欧の諜報戦が激化する魔都上海で交錯していく。古谷の亡き妻と自分の容姿が瓜二つであることを利用し古谷に近づくユー・ジンと、そんなユー・ジンの姿に心乱される古谷、危険なミッションに挑むユー・ジンを深く想うタン・ナーの危うい三角関係も示唆されている。さらに書かれる文字はほぼ手書きの簡体字で、ビジュアルだけでも映画の世界観に浸れるデザインとなっている。

また、本作の日本公開を記念して、ロウ・イエ監督が前作『シャドウ・プレイ』(19)のフィルメックス上映にあわせた来日から約4年ぶりに日本へやってくる。日本公開を心待ちにしていたロウ・イエ監督からは、今回喜びの声と日本の観客へメッセージも到着している。

なお、公開初日である11月3日(金・祝)には、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺、新宿武蔵野館で行われる舞台挨拶にオダギリジョー、中島歩ら日本人キャストとプロデューサーを務めたマー・インリーと共に登壇する予定だ。

目次

ロウ・イエ監督 コメント

日本の皆さん、こんにちは。ロウ・イエです。
『サタデー・フィクション』が日本で公開を迎えることになり、とても嬉しく思っています。
この機会を借りて『サタデー・フィクション』に参加してくれたスタッフとキャストの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。
彼らはとても優秀で、一緒に働くことができ光栄でしたし、とても楽しかったです。
日本の皆さんにもこの映画を楽しくご覧いただければと思います。
素敵な映画体験になりますように。

サタデー・フィクション
(c)YINGFILMS

ロウ・イエ監督登壇『サタデー・フィクション』舞台挨拶 概要

■ シネ・リーブル池袋
登壇日時:11月3日(金・祝) 9:30の回(上映後)
登壇ゲスト(敬称略):ロウ・イエ監督、マー・インリープロデューサー、オダギリジョー、中島歩(※登壇者は予告なく変更となる場合あり)

<チケット>
通常2,200円 / TCG会員1,900円 ※各種割引、招待券すべて使用不可
10月26日(木)18:00~より先行発売開始

■ アップリンク吉祥寺
登壇日時:11月3日(金・祝) 13:35の回(上映後)、16:25の回(上映前)
登壇ゲスト(敬称略):ロウ・イエ監督、マー・インリープロデューサー、オダギリジョー、中島歩(※登壇者は予告なく変更となる場合あり)

<チケット>
通常2,200円 / アップリンク会員1,900円 ※各種割引、招待券すべて使用不可
10月26日(木)18:00~より先行発売開始

■ 新宿武蔵野館
登壇日時:11月3日(金・祝) 19:25の回(上映前)
登壇ゲスト(※敬称略):ロウ・イエ監督、マー・インリープロデューサー、オダギリジョー、中島歩(※登壇者は予告なく変更となる場合あり)

<チケット>
通常2,200円 ※各種割引、招待券すべて使用不可
10月27日(金)12:00(正午)~より先行発売開始

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