『ドミノ』主演ベン・アフレックの特別インタビュー映像解禁!「作品を完全に理解するには2度見る必要がある」

ドミノ

『ドミノ』(10月27日(金)公開)でロバート・ロドリゲス監督と初タッグを組んだ主演ベン・アフレックの特別インタビュー映像が到着した。

白昼の公園で突然姿を消した娘を探す父は、その鍵を握る“絶対に捕まらない男”を追い、現実と見紛う〈世界〉に踏み込む。次々にはまっていく、どんでん返しのドミノの連鎖。ラストに待ち受けるのは――。

本作でベン・アフレックが演じるのは、行方不明になった最愛の娘を探す刑事、ダニー・ローク。今回解禁された映像で、娘の手がかりを追って現実と見紛う〈世界〉に踏み込んでいく主人公について、「観客はある種の人物を想像するんだが―、話が進むにつれ実像を知ることになる。俳優としてこの過程を利用し、自分なりのビジョンを描いてふさわしく演じている」と明かす。

さらに「ロドリゲスは映画をよく理解している。この作品は多層的で、違うレベルの現実が次々と明らかになる」と、公園で突然姿を消した娘、人の脳をハッキングする“絶対に捕まらない男”と彼の秘密を知る謎の占い師…とドミノのように謎が謎を呼ぶストーリーを絶賛し、「作品を完全に理解するには2度見る必要がある」と断言。

主演を快諾した理由について「出演の決め手は脚本だ。意外な展開と多層的な世界が描かれ、興味深い役柄だ」と語るアフレック。『アルゴ』(12)、『エア/AIR』(23)など、映画監督としても活躍する彼は「ロドリゲス監督は賞賛するに値し、彼に感化されることも多く一緒に仕事をしたかった。優れた監督から学ぶことを自分の使命だと考えている」と、演出家として数多くの学びがあったと明かす。

2002年にロドリゲス監督がアルフレッド・ヒッチコックの『めまい』を観直したことがきっかけとなり誕生した本作。アフレックは「ヒッチコック映画へのオマージュのような作品だ」と前置きし、「作品のコンセプト、監督の演出は、視覚効果による部分が大きい。一方でストーリー重視の古典的映画でもある」と指摘。

「ロドリゲス監督は才能豊かだ。彼の作品は現代的でありながらも40~50年代の傑作のようでもある。彼の作品は現代的でありながら、昔のスタイルを模倣しつつ音楽や映像を大胆に駆使し最新のスタイルにしている。独創的で興味深くとても楽しいやり方だ」とロドリゲスの演出術を絶賛している。

アフレックは「日頃うちの子供たちは僕の映画は見ないが、この作品の一部を見せたんだ。すると娘は“面白い”と。最高の感想だよ。観客も同様に楽しんでほしいね」と微笑み、インタビューを結んでいる。

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