2部構成となるNetflix映画『REBEL MOON – パート 1: 炎の子』(12月22日(金)より配信)のキャラクタービジュアルが解禁された(『REBEL MOON – パート2: 傷跡を刻む者』は2024年4月19日(金)より配信)。
本作は、ザック・スナイダーが20年以上構想し監督・脚本・製作・原案を務める、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造した、壮大な銀河を舞台に贈るSFスペクタクル巨編。
舞台は、巨大帝国“マザーワールド”が支配する銀河。暗い過去から逃げ、惑星の片隅の平和な村で暮らしていた、心優しい熱き戦士コラ。しかしある日、帝国の刺客が現れ侵略を開始。コラは蹂躙された村人の敵討ちのために立ち上がり、惑星を巡りながら共に戦う戦士〈レベルズ〉を探す仲間集めの旅へ出る。
コラを演じるソフィア・ブテラは、「コラには深く共感できる部分がたくさんあるんです。生まれた故郷を離れ、知らない世界で疎外感を感じながらも新しい人生を始める、というのは彼女の身の上ですが、私が経験したことでもあります。コラが抱く恐怖や、故郷のように感じる場所を守ろうとする気持ちも、どこから来るのかよくわかるんです」と、共感できる人間味あふれるキャラクターであると明かした。
続いては、コラと共に仲間集めの旅に出る“戦う農家”で〈レベルズ〉の良心ガンナー。外の世界を知らなかった彼は、村のために勇気を振り絞り、外の世界へ踏み出すことになる。演じるミヒウ・ハウスマンは、「戦いとは無縁の生活を送っています。冒頭で、彼はこの邪悪な勢力(“マザーワールド”)と取り引きできると見誤り、その結果起こった過ちを何とか償おうと奔走します。だから、ガンナーにとっては、仲間を助けようとする贖罪の物語だと思います」と説明しており、彼の葛藤、そして成長にも注目したい。
金でしか動かないクールな宇宙船パイロット・カイは、飄々とした不思議な雰囲気を纏いながらも、チームの頼れる存在となっていく男。演じるチャーリー・ハナムは、「カイが仲間になった元々の理由は、コラに魅力を感じたこともあると思いますが、彼の動機は複雑で次第に変化していきます」と、謎に満ちた男の内面について言葉少なに語った。
酒に溺れる荒くれ剣闘士タイタス将軍を演じるジャイモン・フンスーは、「生まれながらにして正義や正しいことのために自分のすべてを捧げる人物です。罪のない人や虐げられた人々の守護者であり、体制ではなく人民を助ける人間なのです。個人的には、この映画から肉体的にも感情的にも、これまでないほどの影響を受けました」と語っている。かつては卓越した軍事的才能を持つ伝説の指揮官だったが、今は見る影もないほどに落ちぶれてしまった孤独な男タイタスは、再び立ち上がることができるのか?
巨大な獣も手懐ける戦士で実は元王子のタラクは、ある惑星で膨大な借金を返すために過酷な労働環境を強いられている。演じるスタズ・ネアは、「映画の中で私が話しているサマンドリア語は、母国語の1つであるロシア語と、これまでずっと学んできたポルトガル語を融合させたものです。フィクションとして作られた物語に、自分の文化を生かせるという素晴らしい機会を与えてもらったと思います」と説明。リアリティをもってスタズが演じたタラクが紡ぐ、人間ドラマにも注目したい。
顔色ひとつ変えずに剣と復讐心を燃やす二刀流使い、ネメシス。無表情ながら、その奥には人知れず熱き思いを燃やしているようにも見える。演じるペ・ドゥナは、「口数が少なく、心の内を読むことはできませんが、その本質は人を守ることにあり、心に傷を負いながらも優しさを内に秘めたキャラクターなんです」と、彼女の心の内を少しだけ覗かせてくれた。
ケンカっ早すぎる傭兵軍団のリーダー・ダリアン。強い信念を心に抱き、勝ち目がなくとも果敢に戦いへ挑む男。演じるレイ・フィッシャーは、「頭ではなく、心で人を率いていくタイプの人間で、自分がこの戦いに加わることで、無数の人々を大義に駆り立てることができるとわかった上でチームに入ることを決断したんです」と、“リベンジ”に強烈な想いを抱く男であることを語った。
未だ謎に満ちたロボット騎士、ジミー。プログラムに沿って過酷な戦いに参加してきたが、今は目的を失っている。アンソニー・ホプキンスが声を担当しているが、スナイダー監督は、「アンソニーは、あらゆる世代の現役俳優の中で最も偉大な役者のひとりで、彼が本作に参加してくれたことはこの上ない名誉です。彼には、ジミーはロボットだけれど豊かな感情を持っているキャラクターだと説明しました。これはジミーの自分探しの物語でもありますが、そういった要素にも興味を持ってもらえるかもしれないと思いました」と説明。果たしてジミーは再び戦いに身を投じることになるのか―。
寄せ集めのアウトローたちで結成する、チームワークもゼロの〈チーム・レベルズ〉に対するのは、冷酷非道で人間味ゼロの執行官・ノーブル提督(エド・スクライン)。果たして彼らは、銀河から自由を奪った悪の帝国へリベンジできるのか。
ザック・スナイダーは、「私はいつも逆境に立たされた人たちの物語に惹かれます。苦境にあっても、主人公たちは絶対に諦めず、敵を倒すために工夫を凝らし、すべてを賭して戦いに挑むのです。寄せ集めの仲間たちが、知略で戦う。このテーマは、私のこれまでの作品すべてに通じていると思います」と語っている。
なお、12月11日(月)には、ザック・スナイダー監督、ソフィア・ブテラ、ペ・ドゥナ、エド・スクラインが来日し、ジャパンプレミアイベントの開催も予定されている。
作品タイトル:『REBEL MOON – パート1: 炎の子』
出演:ソフィア・ブテラ、チャーリー・ハナム、ペ・ドゥナ、ジャイモン・フンスー、ミヒウ・ハウスマン、スタズ・ネア、レイ・フィッシャー、エド・スクライン、アンソニー・ホプキンス
監督・脚本・プロデューサー:ザック・スナイダー
Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/title/81464239
Netflix映画『REBEL MOON – パート1: 炎の子』12月22日(金)世界独占配信
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