アンドリュー・ヘイ監督・脚本の映画『異人たち』(2024年春公開)にて、第81回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)にアンドリュー・スコットがノミネートされた。
1987年に出版され、第1回山本周五郎賞を受賞、日本を代表する名脚本家・作家、山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」(新潮文庫刊)を、『荒野にて』(17)、『さざなみ』(15)など数々の賞に輝き、世界で絶賛された作品を送り続ける監督・脚本家 アンドリュー・ヘイの手により再映画化した本作。
11月29日に惜しくも逝去された山田太一さんの原作による本作は、去る12月3日に発表された英国インディペンデント映画賞でも作品賞・監督賞・脚本賞・助演男優賞(ポール・メスカル)・撮影賞・編集賞・音楽監修賞等、主要部門を独占する最多7冠に輝くなど、早くも映画賞レースで圧倒的な存在感を示している。
ヘイ監督は、傑作小説「異人たちとの夏」(新潮文庫刊)で描かれる山田さんのオリジナリティ溢れたストーリーに、独自の感性あふれる脚色と演出を加え、見事にアレンジ。現代のイギリスに舞台を移した奇跡の再映画化に挑み、時を超えて人々の心に残り続ける名作をスクリーンに蘇らせた。
アメリカ、テルライド映画祭でのワールドプレミア、第36回東京国際映画祭での国内初上映後にも、批評家、観客からの高評価が続く本作。Rotten Tomatoesでも97% fresh(12月11日現在)の記録をさらに更新中で、世界中から絶賛の声が飛び交っている。
ストーリー
ロンドンのタワーマンションで暮らすアダムは、12歳の時に交通事故で両親を亡くした40代の脚本家。それ以来、孤独な人生を歩んできた彼は、在りし日の両親の思い出に基づく脚本に取り組んでいる。そして幼少期を過ごした郊外の家を訪ねると、そこには30年前に他界した父と母が当時のままの姿で住んでいた。その後、アダムは足繁く実家に通って心満たされるひとときに浸る一方、同じマンションの住人である謎めいた青年ハリーと恋に落ちていく。しかし、その夢のような愛おしい日々は永遠には続かなかった……
作品タイトル:『異人たち』
出演:アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイ
監督:アンドリュー・ヘイ『WEEKEND ウィークエンド』『さざなみ』『荒野にて』
原作:「異人たちとの夏」山田太一著(新潮文庫刊)
原題:ALL OF US STRANGERS
北米公開:2023年12月22日
映倫:R15+
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト:https://searchlightpictures.jp/movies/allofusstrangers
コピーライト:(c) 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年春 公開
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