直木賞作家・奥田英朗の人気小説、待望の実写化、映画『純平、考え直せ』は9月22日(土)より全国公開となる。この度、出演者情報が解禁され、未解禁の場面写真6点が新たに公開された。
主演・野村周平、ヒロイン・柳ゆり菜で贈る本作に、若手実力派からベテランまで、注目の俳優陣が集結した。主人公・坂本純平と師弟関係になる兄貴分には、初主演作『ケンとカズ』(16)で第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞し、『北の桜守』(18)、『去年の冬、きみと別れ』(18)、『万引き家族』(18)などの話題作でその実力を存分に見せつけている毎熊克哉。
加奈の職場の上司には、主演映画『ポエトリーエンジェル』で、第32回高崎映画祭 最優秀新進男優賞を受賞し、個性派演技派として活躍し注目を集めている岡山天音。歌舞伎町のコインランドリーで知り合うゲイの男子に、若手実力派としてドラマ・映画・舞台と活躍の場を広げ、昨年のTBS日曜劇場『陸王』での熱演も記憶に新しい佐野岳。
純平と同じ組の仲間には、『ラブ×ドッグ』(18)、映画『虹色デイズ』(18)、『走れ!T校バスケット部』(18)、『青の帰り道』(18)と今年公開される話題作4本に出演を果たしている戸塚純貴。
更に、佐藤祐基、藤原季節、日向寺雅人、森田涼花、木下愛華といった個性溢れる俳優陣が脇を固め、下條アトム、二階堂智、片岡礼子といったベテラン俳優陣が物語への重厚感を押し出すように華を添えている。そして、お笑い芸人のやしろ優が、本作でスクリーンデビューを果たした。金髪で華やかな衣装で登場するやしろ優の役どころは?
木下愛華
森田涼花
古めかしい任侠の世界と、現代の闇を映し出すSNS、そしていつの時代も変わらない若者たちの葛藤が、ひとつの作品としてまとめ上げられ、本作に映像ならではの化学反応を引き起こしている本作。現代を生きる若者たちを激しくも瑞々しく描き、限られた3日間を刹那に疾走する2人の青春物語に是非ともご注目頂きたい。
ストーリー
新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平(野村周平)21歳。いつか〝一人前の男〟になることを夢見ながら、組の雑用に追われる日々だ。そんな純平、ある日、対立する組の幹部の命を獲ってこいと命じられる。「これで一人前の男になれる」と気負い立つ純平は、偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)と一夜を共にし、つい〝鉄砲玉〟になることを洩らしてしまう。手元には拳銃一丁と数十万円の支度金。退屈を持て余していた加奈は、時代錯誤な純平の情熱に呆れながらも不思議な胸の高鳴りを覚え、決行までの三日間、純平と行動を共にすることに。新宿を見降ろすホテルに泊まり、大好物の焼肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、ふたりは惹かれ合っていく…。「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」と言う加奈に、「男が一度決めたことだから」と純平は聞く耳を持たない。そこで加奈はSNSに相談。すると、忠告や冷やかし、無責任な声援がネット上に飛び交い出した! 加奈の想いと、ネット住人たちとの交流が、純平の決意を揺るがし始めるが、決行の日は迫り――さぁ、どうする、純平!
作品タイトル:『純平、考え直せ』
出演:野村周平、柳ゆり菜/毎熊克哉、岡山天音、佐野 岳/
戸塚純貴、佐藤祐基、藤原季節、日向寺雅人/森田涼花、木下愛華、やしろ優/下條アトム、二階堂智、片岡礼子
監 督:森岡利行
原 作:奥田英朗『純平、考え直せ』(光文社文庫刊)
脚 本:角田ルミ、木村暉、吉川菜美
プロデューサー:梅川治男
製作:キングレコード アークエンタテインメント
製作プロダクション:ステューディオスリー
上映時間:95分
配給:アークエンタテインメント
公式サイト:junpei-movie.com
コピーライト:(c)2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズ
9月22日(土)より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開