ホウ・シャオシェン監督作『ミレニアム・マンボ 4Kレストア版』エモーショナル感漂う冒頭3分の映像解禁

『悲情城市』(89)、『黒衣の刺客』(15)などの世界的巨匠ホウ・シャオシェン監督の傑作『ミレニアム・マンボ』(配給:SPOTTED PRODUCTIONS)が4Kレストア版で2月16日(金)より全国順次公開されることが決定し、映画冒頭3分の映像と入場者特典の配布情報が解禁された。

本作は、ホウ・シャオシェン監督が後に『百年恋歌』(05)、『黒衣の刺客』(15)でもタッグを組むスー・チーを初めて主演に迎え、新世紀(ミレニアム)を生きるひとりの女性の愛の喪失と再生を描いた名編。撮影は『花様年華』、『夏至』(共に00)のリー・ピンビンが務めた。

坂本龍一のトリビュートアルバムにも参加した台湾人アーティストのリン・チャン率いる音楽スタッフによるアンビエントなテクノポップにのせて、タバコを燻らせながら長いトンネルの中を歩いていくスー・チー。彼女の行く先には何があるのか―

映像では、トンネルを歩いていくスー・チーによる「これは10年前の出来事」というナレーションが流れ、観客を2001年に連れていく。

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