“恐竜”に 巨匠・スティーヴン・スピルバーグが命をふきこみ、かつて誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』シリーズ。2015年に公開した『ジュラシック・ワールド』。そして今年、シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が、7月13日(金)にいよいよ日本上陸を果たす。
すでに各国で堂々の初登場No.1を獲得し、世界中で『ジュラシック』旋風を巻き起こしている本作だが、公開2週目を迎えた北米において2週連続No.1を獲得。全世界累計興収は約9億3489万ドルに達し、10億ドルの大台も目前に迫っている。
この度、“人が人を救う”のでなく“人が恐竜を救う“姿が描かれる本作において、観る者の「感情移入」を手助けする役割を担う、一流アーティストの仕事ぶりも垣間見られる特別映像が解禁された。
テーマパークであり豪華リゾート地であった「ジュラシック・ワールド」が、解き放たれた恐竜たちによって破壊された事件から3年後。イスラ・ヌブラル島はいまや人々から忘れ去られ、島に残った恐竜たちはジャングルの中、自力で生き伸びていた。島の休火山が再び活発な活動を始めた時、オーウェンとクレアは、この壊滅的な規模の災害から島に残った恐竜たちを救い出そうと行動を開始する―。
映像内で「6500万年前に絶滅した恐竜には、現代は異次元も同然だ。人間が同じ立場に置かれたらどうだろう?別世界に放り込まれたら?」と語るトレボロウだが、バヨナ監督も説明するように「翻弄される恐竜たちへの感情移入」がテーマとなる本作。その「感情移入」をよりリアルに感じさせる為に、様々な分野の一流アーティストが携わり製作されたことが伺えるが、その仕上がりは、古生物学コンサルタントであるジョン・ハンクラが「恐竜の世界は滅びても、恐竜たちの姿はリアルだった」と称賛するほどで、本作にとっては、人間だけではなく、“恐竜”もまた同様に大事な登場人物であることが映像から伝わってくる。
物語を語る上で最も重要な鍵を握るのが、オーウェンが孵化したての頃から深いかかわりを持つヴェロキラプトルのブルー。トレボロウは「第1作ではジョン・ハモンドが、恐竜が誕生するたび、孵化するたびにその場にいようとしていた。それは彼自身を恐竜たちの脳裏に焼き付けようとしたからだ。今作では、観客の脳裏には、すでに前作でブルーのことが刻み付けられている。だからこそブルーはこの第2作目で、観客が大事にしたい主要な登場人物となっている」と説明するが、それはスピルバーグにとっても、同じことだったのだとか。
ブルーの他にもバリオニクスからカルノタウルス、そしてスティギモロクと呼ばれる小さな乱暴者にいたるまで、これまでにないほどたくさんの恐竜たちが登場する本作。果たして、どの恐竜に「感情移入」してしまうのか?また、あまりにもリアルな恐竜の姿と人間のような感情を持つ様に、思わず動物愛護の精神が生まれるかもしれない。その答えは、是非スクリーンでお確かめ頂きたい。
ストーリー
ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有する島、イスラ・ヌブラル島では<火山の大噴火>の予兆がとらえられていた。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られていた――。そんな中、恐竜行動学のエキスパート、オーウェン(クリス・プラット)はテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、恐竜を救い出すべく行動を起こす事を決意、島に向かったその矢先、火山は大噴火を起こし、生き残りをかけた究極のアドベンチャーが幕を開ける!
作品タイトル:『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、B・D・ウォン、ジェームズ・クロムウェル、テッド・レヴィン、ジャスティス・スミス、ジェラルディン・チャップリン、ダニエラ・ピネダ、トビー・ジョーンズ、レイフ・スポール、ジェフ・ゴールドブラム
監督:J・A・バヨナ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ
製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ベレン・アティエンサ
キャラクター原案:マイケル・クライトン
脚本:デレク・コノリー、コリン・トレボロウ
配給:東宝東和
公式サイト:http://www.jurassicworld.jp/
コピーライト:(c) Universal Pictures
7月13日(金)全国超拡大ロードショー!
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