『ただ、あなたを理解したい』完成披露舞台挨拶に鈴木昂秀(THE RAMPAGE)ら豪華キャスト&監督登壇!

ただ、あなたを理解したい

『ただ、あなたを理解したい』(2月23日(金)公開)の完成披露舞台挨拶に、主演の鈴木昂秀(THE RAMPAGE)と共演の野村康太、新谷ゆづみ、森高愛、伊藤千由李、比嘉秀海、碓井将大監督が登壇した。

さらにスペシャルゲストとして、主演の鈴木が所属する、本作の主題歌を担当したTHE RAMPAGEの派生ユニット“MA55IVE THE RAMPAGE”のメンバーも登壇した。

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映画『ただ、あなたを理解したい』完成披露舞台挨拶 概要

日時:2月13日(火) 18:15~18:45 ※上映前イベント・観客あり
登壇者(敬称略):鈴木昂秀/野村康太/新谷ゆづみ/森高愛/伊藤千由李/比嘉秀海/碓井将大監督
MA55IVE THE RAMPAGE(神谷健太/山本彰吾/LIKIYA)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、そしてヒップホップユニット MA55IVE THE RAMPAGEのダンサーとして活躍する鈴木にとって、本作は俳優としての初主演作。本作出演が決まった時は、THE RAMPAGEのメンバーから「なんだかイジられましたね」と笑う鈴木だが、「でもみんなから応援の言葉とか、『すごいね』『本当に頑張ってほしい』といった言葉もいただいたので。みんな応援してくれていると思います」とコメント。

また、同世代のキャストが多かった現場の雰囲気について「本当に楽しすぎました」とうれしそうに報告した野村は、「本当に笑顔の絶えない現場で。撮影は愛知だったんですけど、僕は東京の仕事もあったので。愛知と東京を行ったり来たりしていたんですが、東京の撮影が終わったら、また愛知に秒速で戻ってくるくらいで。それくらい楽しい撮影でした」と笑顔を見せた。

さらに主人公の彼女役を務めた新谷は「大変だったことはあまりなくて。むしろ共感できる部分が大きかったので、演じやすかった」と述懐。さらに森高は、「みんなが幼なじみの役だったんで、わたしはみんなのことを千由ちゃん(伊藤)とか、下の名前で呼んでいたんですけど、(鈴木)昂秀くんだけ、わたしのことを森高さんって呼ぶんですよ。なんでわたしだけ森高さんなんだろう?」と疑問をぶつけると、鈴木は「それは僕も分からないです」と返して、会場は笑いに包まれた。「わたしが怖いわけではないんですよね?」と念を押す森高に対して、鈴木はあわてた様子で「そ、そ、そ、そうですね……」と冗談めかしてみせつつも、「特に(深い意味は)ないです。今後とも“森高さん”、よろしくお願いします」と語りかけ、会場は大笑い。そうやって軽口をたたきあいながら笑う姿などからも、キャスト陣の仲の良さがうかがい知れた。

撮影を振り返った男性のキャスト陣からは「撮影現場は合宿のようだった」という意見が飛び出したというが、女性陣にとってはどんな現場だったのかを問われると、伊藤は「温泉旅行みたいな感じ」と返答。「旅館に泊まっての撮影だったので、みんなで一緒に大浴場に行って、お風呂に入って楽しかったよね」と伊藤が語りかけると、女性のキャスト陣も「楽しかったよね」と楽しそうに返答。そして男性陣も同じく風呂に一緒に入って仲を深めたようで、この日は終始、楽しそうに撮影を振り返っていた。

また比嘉も「撮影中もそうですけど、撮影が終わって自分が休みの時でも現場に行って。みんなとコミュニケーションをとるようにしていたら、みんな仲良くなりますよね。監督もスタッフも含めて近い距離感で撮影ができたので、それが映像に出ているような気がしています」と述懐。

そんなキャスト陣の話を笑顔で見守っていた碓井監督は、「今、お話を聞いていただいて分かると思いますけど、みんなとても仲がいいんです」と笑顔を見せ、「僕個人の話で言うと、この映画は構想とかを含めると2年くらいかかっているんです。普段は俳優として出演することもあるんですが、こっち側(スタッフ側)にまわってみて。映画が1本できあがるまでに、いろんなプロセスがあるんだなと思って。そのありがたさをあらためて感じました」と感慨深げに語った。

ここで、スペシャルゲストとしてMA55IVE THE RAMPAGEのLIKIYA神谷健太山本彰吾がガーベラの花束を持って登壇。各キャストにその花束を手渡した。

あらためて神谷が「THE RAMPAGEの昂秀が真剣に演技をやって。こういう青春ものを演じているのを見て、変な気持ちはありました。そして今回『ガーベラ』という主題歌を担当させていただいて。昂秀が作詞も作曲も関わっていたんですが、すごく才能にあふれたメンバーを持ったなと思って、感無量で泣きそうになりました」と冗談めかして語り、鈴木が「絶対にウソだ」と返して、会場に笑いが起こる一幕も。

続いて山本は「昂秀も、(撮影は)THE RAMPAGEの活動と並行しながらで、すごく忙しい時期だったんですけど、すごく作品の方に集中していて。THE RAMPAGEに戻った時はしっかりとパフォーマーの昂秀としているし、鈴木昂秀としてこういう現場に行った時は役者としてしっかりと撮影を頑張っていたと聞いていたので。その中で、自分でしっかりと主役を努めて、主題歌も自分でプロデュースしてと、昂秀の新しい道が見えた気がしました」とコメント、会場からは拍手が起こり、碓井監督も「めちゃくちゃいいことを言ってくれていますね」と感激した様子。

また、主題歌「ガーベラ」についてLIKIYAは、「本当に青春あふれる内容になっているので。僕たちも自分たちの青春を思い出しながらというか。いろんな……」と語るも、会場からはクスクス笑いが。そこで「なんで笑ってるの?僕にだって青春はありましたから」と返したLIKIYAの姿に会場からはさらに笑いが。そして、あらためて「ちゃんと青春はしていましたけど、それを思い出しながら書かせていただきました。僕らとしても、今までやったことがないような楽曲だったので新鮮でしたし、すごくほっこりする感じの作品だったので、僕らもやっていて楽しかったですね」とその思いを語った。

その後、司会者の「皆さん、曲を聴きたいですよね」という言葉を受け、会場には「ガーベラ」のメロディーが流れ、キャスト陣も、MA55IVE THE RAMPAGEのメンバーたちもそのメロディーに身を任せていた。

そんなイベントもいよいよ終了。最後のコメントを求められた鈴木は「今から見ていただければ分かる通り、この映画は青春ものなんですが、映画から受け止められるメッセージ性など、この映画でしか感じられない世界観、気持ちというものがたくさんあります。ですから1度だけでなく、ぜひ何度でも観ていただけたら」とメッセージを送った。

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