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FBIが「テロを助長」と警告した『HOW TO BLOW UP』特別ティザー予告&場面写真解禁

HOW TO BLOW UP

環境アクティビストたちの命懸けの石油パイプライン爆破を描き、FBIが「テロを助長する」と警告した『How to Blow Up a Pipeline(原題)』が、『HOW TO BLOW UP』の邦題で6月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか全国順次公開されることが決定し、特別ティザー予告と場面写真が解禁された。

テキサス州の石油精製工場を即席の爆弾で破壊しようとする8人の若者たちを描いた本作に、2017年設立以降『パラサイト 半地下の家族』(2019)、『燃ゆる女の肖像』(2019)、『TITANE/チタン』(2021)、『落下の解剖学』(2023)などを次々と配給する映画スタジオNEONが目をつけ、米国配給権を獲得。

2023年に公開されると、ダニエル・シャイナート(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022))やエドガー・ライト(『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021))、デヴィッド・ロウリー(『グリーン・ナイト』(2021))、レイン・アレン・ミラー(『ライ・レーン』(2023))などの新しい才能が年間ベストに挙げ、賛否両論を巻き起こしながらもスマッシュヒットを記録した。

原作は、スウェーデンの気候変動学者アンドレアス・マルムが2021年に著したノンフィクション「パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか」。反奴隷制運動からサフラジェット、公民権運動、南アフリカのアパルトヘイトとの闘い、あるいはガンジーのイギリス帝国軍への献身に至るまで、革命は非暴力を重んじる戦略的平和主義や市民的不服従よりも、「サボタージュ(財物を破壊する活動)」や「暴力的な直接行動」が成功をもたらしてきたことを論じたこの本は、美術館での抗議活動を展開するジャスト・ストップ・オイルのムーブメントとも結びつきながら、大きな波紋を呼んでいる。

本作は原作のエッセンスを残しながらも、それを物語の形に大胆に改変。公開されるや否や「危険分子が映画に着想を得て、爆発物やその他破壊装置で石油ガスインフラを狙う可能性がある」とFBIが警告し、内部文書が警察、政府、その他インフラを反故する関連各所にも配布された。

監督を務めるのは、気候科学者の両親を持ち、気候変動についてのドキュメンタリーからキャリアをスタートさせたダニエル・ゴールドハーバー。原作を読んだ執筆パートナーのジョーダン・ショールからアイデアが持ち込まれ、その大胆なマニフェストを手がかりに、主演を務めるアリエラ・ベアラーと共同で脚本を執筆。環境問題の緊急性を鑑み、構想からわずか19ヶ月でスクリーンに命を吹き込んだ。

その他、キャストにはサッシャ・レインルーカス・ゲイジクリスティン・フロセスフォレスト・グッドラックなど新しい才能が集結した。

今回解禁されたのは、アメリカのレーベル“Deathbomb Arc”からデビューし、二度のヨーロッパツアーを成功させるなど世界的にも注目を集めているアーティスト、Dos Monosの完全未発表音源を使用した異色の特別ティザー予告。渋谷カルチャーに新しい波を起こす映画コミュニティー「渋谷電影 SHIBUYA CINEMA CLUB」が制作した映像は、『トレインスポッティング』『mid90s ミッドナインティーズ』など90年代のカウンターカルチャームービーを彷彿とさせる。

さらに、環境破壊に人生を狂わされた若い世代の男女が集結し、石油パイプライン破壊に向けて動き出す様子が写し出された場面写真も解禁。この過激的な行動に至るまで、彼らの人生にどんな背景があったのか。そう思いを馳せてしまうような、若者特有の衝動や疾走感が溢れている。

目次

監督&メディア コメント

・絶対に見逃せない、今年のベストの1つ
―エドガー・ライト

・重要で緊急、素晴らしいスリラー!
―ダニエル・シャイナート

・今年のベスト映画の1本
―デヴィッド・ロウリー

・この映画がZ世代を急加速させるだろう
―ROLLING STONE

・この作品は「文化的なランドマーク」となった-
―The New York Times

・まさに、今見られるべき映画
―VICE

Dos Monos コメント(敬称略)

火山のように溜め込んだ 僕らのマグマの一欠片 青い炎に焚べました
―荘子it(Dos Monos)

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