グ スーヨン監督最新作『幽霊はわがままな夢を見る』公開決定、予告映像ほかキャストのコメントも到着

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グ スーヨン監督の最新作『幽霊はわがままな夢を見る』が6月29日より全国公開することが決定。この度、全国公開決定に寄せて、ポスタービジュアル、予告編、場面写真が解禁された。あわせて、キャストのコメントも到着。

本作は、俳優・加藤雅也が、下関出身のグ スーヨン監督と、同じく下関出身の俳優・深町友里恵に「下関発のオリジナルムービーを撮ろう」と声をかけたことをきっかけにスタートした作品。グ監督と具光然兄弟の共同脚本で、地元への愛憎が入り混じる作品に昇華させた。

同じく下関で映像制作を行い、映画館シネマポストを昨年10月にオープンさせたcineposの鴻池和彦氏が配給と宣伝プロデューサーを手掛けたほか、下関フィルム・コミッションやコミュニティエフエム下関など地元のスタッフ、企業が参加。昨年12月に地元で上映され、ヒットを記録したことをうけて、この度の全国公開が決定した。

女優を夢見て上京するも、夢破れ故郷・下関に戻ってきた富澤ユリ(深町友里恵)。友達もなく仕事もなく、やむなく父・昌治(加藤雅也)が経営する【カモンFM】を手伝う事に。ところがここは倒産寸前で怖いスポンサーが閉鎖を迫っていた。さらにユリの周りに不気味な青年と元同級生がつきまとうようになる。そんな折にスポンサーから提案され、地元に残る怪談「耳無し芳一」をモチーフにラジオドラマに取り組む事になるが…。

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監督は、『偶然にも最悪な少年』『ハードロマンチッカー』『巫女っちゃけん』など、これまでも故郷・下関を舞台に映画を撮り続けてきた、グ スーヨン監督。主人公の富澤ユリを演じるのは、舞台やCMを中心に活動してきた深町友里恵。父・昌治に加藤雅也 。他の出演者に、大後寿々花西尾聖玄佐野史郎、南海キャンディーズの山崎静代などバラエティに富んだ顔ぶれが揃った。

到着したコメントでは、主演の深町から「⽣まれ育った慣れ親しんだ街、下関の美しい景⾊と⼈間模様がたっぷり映っています」、加藤からも「下関の⾊が出た”下関映画”が出来上がりました。下関でロケをしただけの映画ではなく、下関の⼈たちと作り上げた”下関映画”です」と太⿎判。そして、グ監督からも「⼀から作品としての映画が創れて全国の劇場でかけられるという、⼩さな⼩さな成功だと思います」と本作への熱い思いを打ち明けている。

『幽霊はわがままな夢を⾒る』は6⽉29⽇より渋⾕ユーロスペースほか全国順次公開となるが、その前に5⽉4⽇よりスタートする、横浜国際映画祭にも正式招待が決定。監督・キャストはレッドカーペットにも出席予定だ。

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