『マッドマックス:フュリオサ』ジョージ・ミラー監督から日本のファンへの熱いメッセージに会場大盛り上がり

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『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日(金)公開)のスペシャルファンイベントが4月29日(月・祝)にイイノホールで行われ、ヒロミとチョコレートプラネットの長田庄平が登壇した。

会場は、フュリオサやマックスなどのコスプレやグッズに身を包んだ来場者であふれ、まるで“マッドマックスサーガ”の世界観に入り込んだかのような空間に。9年ぶりの“マッドマックスサーガ”新作公開に向けて集まったファン400人が見守るなか、手に汗握るド派手なカーアクションが魅力のひとつでもある『マッドマックス』にちなみ、大の車好きで知られ本シリーズのファンであるヒロミと、約1年半で4台もの高級車を購入したという、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が大好きなチョコレートプラネット長田が登場。映画の世界観をイメージした黒のレザージャケットに身を包み、大歓声の中ステージに登壇した。

“マッドマックスサーガ”との出会いについて、ヒロミは「初めて『マッドマックス』を観たのは、僕が中学3年生か高校1年生の頃。オートバイとか車が好きなのでたまらなかったですね。憧れの車がいっぱい出てきたので、それで『マッドマックス』にハマりました。バイクがたくさん壊れたりするのを、大丈夫かな?と思って観ていました」と懐かしそうにコメント。長田は大好きだという前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に触れ、「公開当時劇場に3回ぐらい観に行った。立川(シネマシティ)の爆音上映も観に行きました、なんと言っても、『何人かいっちゃってるんじゃ!?』と思うぐらいアクションがすごい!」とガチファンぶりを披露。

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“マッドマックスサーガ”では、登場人物たちが自分の命をも捧げるくらい車やエンジンに情熱を傾け、様々な特徴にあふれた改造車が登場する。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではフュリオサが操る超大型トレーラーの“ウォータンク”や、ウォーボーイズが果敢に敵に突っ込んでいくトゲトゲの装甲車“プリマス・ロック”、マックスが乗りこなし、シリーズの象徴にもなっている“インターセプター”など、度肝を抜かれる改造車が多く登場し、ファンたちの心をつかんできた。

そんなマッドマックスシリーズに登場する改造車について、ヒロミは「(マックスの愛車)インターセプターのスーパーチャージャーを初めて観た時になんじゃこりゃと驚きました。エンジンが飛び出していても走るんだ!って。ほかにも、『マッドマックス』のグースの愛車を作ろうとしたこともあったぐらい」、長田は「車同士が繋がったやつとか本当に走るんですかね!?想像ができない!」と、それぞれ車好きの目線で改造車への愛を熱弁した。

日々愛車のカスタムに余念がないというヒロミは、「古い車が好きで、ずっとカスタムしています。納車されたらまずバラバラにしてみる。まさにマッドマックスですよ、そんなことばっかりやってる。僕らの時代は良い車に乗りたいという夢を持って仕事を頑張っていた。カスタマイズしているので、実は走れる車がそんなにないんですけど」と車オタクっぷりを披露。一方長田は「車は”成功者の証”っていう感じがする!」と力強くコメントし会場を沸かせながら、「いくらでもお金をつぎ込みたいけど、まだまだヒロミさんが持っている車には届きません!」と、それぞれに愛車の写真も紹介しながら“車愛”を炸裂させていた。

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そして話題は、目の覚めるような究極のアクションや、アニャ・テイラー=ジョイ演じるフュリオサのMAD<怒り>の解放、クリス・ヘムズワース演じる本作の悪役ディメンタス将軍の狂気など、前作をも超える映画体験が予想される新作『マッドマックス:フュリオサ』への期待ポイントへ。本作では、“怒りの戦士”フュリオサが故郷である緑の地へ帰るため、世界崩壊から15年後の世界を突き進む姿が描かれるが、「もし自分の周りが荒廃した世界だったら?」という質問に、アウトドア好きとしても知られるヒロミは「自分で狩猟とかもできるので、なんとなく生きていけそうな気がしないでもない。でも砂埃が苦手なので…(笑)。『怒りのデス・ロード』では砂嵐に突っ込むシーンがあってすごかったよね」と前作を振り返りながらコメント。対する長田は、「僕はヒロミさんの傘下に入ります!ヒロミさんは河口湖あたりでコロニーを作って絶対にイモータン・ジョー化すると思います。高い所から、水じゃなくて飴をばらまくと思う」と前作の人気キャラ、イモータン・ジョーとヒロミを重ねながら会場を沸かせていた。

また、本作でフュリオサは復讐を通してMAD<怒り>を解放させていくが、この連休に怒りやストレスを発散させるなら?という話題では、ヒロミは「キャンプ場みたいなのものを作っていて、この時期雑草が増えるので時間があればずっと抜いてる。それが結構ストレス解消になるんです。土いじりはストレスにいいんだって、無になれる」と意外な発散方法について言及。長田は「廃墟に行ってみたい。ゴールデンウィークはどこに行っても人が多いので、とにかく目的地にスムーズに行くのを優先すると廃墟がいいと思います。草もむしり放題だし」と、ヒロミのストレス解消法に乗っかる形で会場を笑わせた。

さらに、「マッドマックスサーガ」をこの世に生み出し、“神”と称されるジョージ・ミラー監督より、会場に集まった日本のファンのためにこの日限りの特別メッセージが到着し、日本語で作品をプロモーションした。また、この日のために用意された日本向けの特別映像で、会場のボルテージもマックスに。

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イベントの後半には、ファンを対象にした大抽選会が実施され、グッズや『マッドマックス:フュリオサ』最速試写会招待券など、まさにスペシャルファンイベントにふさわしい賞品が次々に登場。これには会場中のファンも大盛り上がり。最後に、会場に集ったマッドマックス狂のファン400人と共に、“V8ポーズ”で映画への最大の愛を捧げ、大熱狂の中でイベントは幕を閉じた。

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