総勢21名の役者が、芝居・歌・ダンス・音楽で共演する音楽エンターテイメント映画『雨ニモマケズ』が現在製作されている。
日本のゴスペル界を牽引してきた音楽家が亡くなって一年。遺言にそって、ゴスペル界で活躍するディレクターやクワイア(合唱団)が集まりひらいたメモリアルパーティに集まった人々の悲喜こもごもの人生が交差する物語。
飯塚冬酒が、2023年に公開した初監督作品『MOON and GOLDFISH』に続き2作目となる本作で監督を務める。
安野澄、諏訪珠理、上村侑ら若手俳優をはじめ、和田光沙、木村知貴、山中アラタ、宇乃うめのら個性派俳優が参加。さらには、東ちづるや梅垣義明(ワハハ本舗)などのベテラン俳優、元ラッツ&スターの山崎廣明などのミュージシャンも参加している。
公開は2025年予定。
出演者・監督からのメッセージは以下のとおり。
コメント(敬称略)
安野澄
今作のお話を飯塚監督から初めてお聞きした時、ワクワクする気持ちと、自分がそれを務められるのか不安な気持ちとが入り混じっていました。
撮影に入る前にリハーサルがあり、みなさんと動きの確認や話し合いをたくさんできたので、本番はリアルなチームとして『雨ニモマケズ』を作り上げることができたかなと思います。アップの時に心からみんなでお疲れ様でしたー!と言い合える素敵な現場でした。
諏訪珠理
増渕タツヤ役を演じました。諏訪珠理です。
撮影の時を思い出そうとすると、出てくる記憶はみんなと話をした時間ばかりです。
その内容は他愛もなかったり、撮影についてのことだったりと様々ですが、そうやって、少しずつみんなで前を向きながら肩を寄せ合って、作った作品だと思っています。
自分の出演シーン以外を現場であまり見れていないので、全体を通して作品に触れ合える日を楽しみにしています。
木村知貴
ゴスペルディレクターを演じるにあたり、飯塚監督から色々ディレクションして頂き撮影に臨みました。特に前半部分の撮影はシビレるものがありました。入念にリハーサルをし一致団結して臨み、見応えのあるシーンになっていると思いますのでご注目頂けると嬉しいです。また、この映画を通してゴスペルに興味を持ってくださったり、表舞台だけでなく裏方の部分も興味を持ってくださったら幸いです。
監督:飯塚冬酒
ぜひご一緒したかった役者さんや、過去に現場をご一緒して信頼できる役者さんにお声をかけさせていただいたところ、21人の役者さんにご協力いただき本作が撮影できました。そしてコンサートシーンにご協力いただいた方々、本当に感謝の念でいっぱいです。
本作は、笑顔の後ろの哀しみや想い、それを隠せたり隠せなかったり、そんな不器用な人々の物語です。
『雨ニモマケズ』
出演:安野澄 / 諏訪珠理 / 上村侑
木村知貴 / 山中アラタ / 中野マサアキ
和田光沙/ 福谷孝宏 / 深来マサル / 山崎廣明
宇乃うめの / 三森麻美 / 片瀬直 / 富岡英里子
笠松七海 / 生沼勇 / 神林斗聖 / 南條みずほ / 小寺結花
尾込泰徠(子役)
梅垣義明
東ちづる(特別出演)
監督:飯塚冬酒
(2024年|90分|日本|5.1ch)
製作:ガチンコ・フィルム
2025年公開(予定)