ジャッキー・チェン50周年記念アクション映画『ライド・オン』(5月31日(金)公開)より本編映像が解禁された。
本作は、中国で2023年4月に公開されると公開2週目で1位、興行収入は1.5億元(約30億円)を超える大ヒットを記録。『燃えよドラゴン』、そして初主演作『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道序章』から50年、“世界のアクションレジェンド”としてエンタテインメント界を牽引してきたジャッキー・チェン。『ドランクモンキー酔拳』日本初上陸から45周年、そして70歳を迎える節目の年。そんなメモリアルイヤーに彼は、人生の集大成といえる大作に挑む。
かつて伝説のスタントマンだったルオ(ジャッキー・チェン)は、現在はすっかり首が回らず、ダミー(アンディ・オン)が率いる大人数の借金取りにとり絡まれてしまう。借金のカタに愛馬・チートゥが連れていかれる危機に瀕し、ルオは愛馬を守るため、借金取りたちの戦うこととなる。
ジャッキーと言えば、コミカルでテンポよく飽きさせないアクションが特徴的で、本作もその期待を裏切らないアクションシーンがてんこ盛りだ。一対多数として、敵に圧倒的アドバンテージがあるにもかかわらず、丸テーブルや椅子を駆使して敵を翻弄する。その場面は、『プロジェクトA』や『奇蹟/ミラクル』など、過去のジャッキー映画で楽しませてくれたおなじみのアクションを彷彿とさせるものばかりだ。
激しいアクションシーンの中で、頭をぶつけて痛がったり、借金取りのダミーが食べ物で足を滑らせて悲痛な声をあげたりと、テンポのいい戦闘とユーモアが混ざったアクションシーンに見ている人の緩急を揺さぶられるジャッキー映画ならではの魅力がつまっている。
さらに、今作の相棒である愛馬・チートゥも強力な後ろ蹴りで借金取りを倒していく。本映像のラストにはルオとチートゥが息の合わせたコンビネーションで大キックを披露する。
その他にも馬と息を合わせて演技をすることが多かった本作の撮影は一筋縄ではいかない。撮影現場では馬に足を踏まれ腫れあがることや、ジャッキーの鼻がぶつかり、あわや大けがを負うところだったようだ。そんなジャッキーは、馬自身に慣れてもらうために、カメラが回っていないところでも馬に寄り添い、エサを食べさせるなどして、現場で徐々に馬との絆を深めたと語る。
さらに、本作の公開初日の5月31日(金)から入場者プレゼントとして、『ライド・オン』プレミアムカードが数量限定で配布されることが決定した。これまで相棒として片時も離れず過ごしたルオとチートゥのヒストリーが描かれた特別デザインとなっている。
ストーリー
香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)はケガをきっかけに第一線を退き、現在は借金取りに追われながら中国の撮影所に住み込み、愛馬・チートゥとエキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っていた。ある日、チートウの元持ち主であった友人ワン(レイ・ロイ)の債務トラブルが原因で、チートゥが競売にかけられる危機に。困ったルオは疎遠になっていた一人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)を頼る事にする。法学部の学生であるシャオバオは、恋人の新米弁護士ナイホア(グオ・チーリン)を紹介。だがシャオバオは、スタントに入れ込むあまり母と離婚した父を受け入れられずにいた。チートウに惚れ込んだ大企業の総裁で馬好きのホー(ユー・ロングァン)が、チートゥを買い取りたいと申し出るがルオは請け合わない。昔ながらの体を張った危険なスタントに固執する姿に反発したシャオバオとも溝ができてしまう。結局は裁判で負け、チートゥをホーに譲る事になったルオ。シャオバオは、仕事にも家族にも命をかけることでしか愛を伝えられない不器用な父の為に愛馬を返して欲しいとホーに懇願するが・・・
『ライド・オン』
出演:ジャッキー・チェン リウ・ハオツン グオ・チーリン ユー・ロングァン アンディ・オン ジョイ・ヨン ユー・アイレイ シー・シンユー レイ・ロイ ウー・ジン
監督・脚本:ラリー・ヤン
原題:龍馬精神
英題:RIDE ON
中国公開:2023年4月7日公開
中国/2023年/126分
翻訳者:小木曽三希子
配給:ツイン
(C)2023 BEIJING ALIBABA PICTURES CULTURE CO., LTD.,BEIJING HAIRUN PICRURES CO.,LTD.
(C)2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.
公式サイト:https://ride-on-movie.jp/
公式X:@movie_rideon
5月31日 全国ロードショー
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