『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞(R)に2度ノミネートされた名匠ジェイソン・ライトマン監督が『ヤング≒アダルト』で主演に迎えたシャーリーズ・セロンと再びタッグを組む最新作『タリーと私の秘密の時間』が、8月17日(金)より TOHOシネマズ シャンテほか、全国ロードショーとなる。
本作は、仕事に家事に育児と、何ごとも完璧にこなしてきた”人に頼れない”3人の子供の母親マーロと、彼女の元に現れた夜だけのベビーシッター・タリーの不思議な絆を描く。タリーとの絆を深めていくうちに輝きを取り戻していくマーロ役は、オスカー女優にして今やハリウッドのトップスターであるシャーリーズ・セロン。映画『モンスター』(03)で約13キロの増量で話題となった彼女が美貌を再び封印し、今度は体重を18キロ増やしてマーロを熱く演じ、頑張りすぎる女性たちの魂の声を届ける。また、『ブレードランナー 2049』に娼婦のマリエッタ役で出演し、「ターミネーター」シリーズ最新作のヒロインにも選ばれたマッケンジー・デイヴィスが、タメグチのイマドキ女子なのに仕事は完璧、マーロの悩みも聞き、見事に解決してくれるが、何があっても夜明け前に姿を消し、自分のことは絶対に語らない自由奔放な若きスーパーベビーシッター・タリー役でフレッシュな魅力を放つ。
「分娩後の気持ちの落ち込みを描いた映画は、観たことがなかった」
今まで誰も描いてこなかったを女性像を描く意欲作!
本作のアイディアが生まれたのは、プロデューサーで脚本家のディアブロ・コディが3人目の子供を出産してすぐあとのことだった。すでに2人の幼い子供に時間とエネルギーを費やしていたコディは、自分に赤ちゃんのために必要な体力がないことをはっきりと自覚していた。そのため彼女は、夜の10時から翌朝までの夜間ベビーシッターを雇った。コディはベビーシッターを「救世主のように思えたわ」と語る。その経験から生まれた本作は、彼女が脚本家として守っている「今まで一度も見たことがない女性の役を書く」という基準に合致している。またコディは「分娩後の気持ちの落ち込みを描いた映画は、観たことがなかったわ」と語っている。
『JUNO/ジュノ』では十代の妊娠、『ヤング≒アダルト』では大人になりきれないダメヒロインと、現実には多くいるのに、誰も描いてこなかった女性像を描いてきたコディ。本作では自身の経験から今まで描かれることがなかった、育児に疲れたママのリアルな現実を描いた誰もが共感できる内容となっている。
そしてこの度、お疲れママの元に現れた救世主はヘソ出しタンクトップのイマドキ女子なベビーシッターとの運命の出会いの瞬間場面写真が解禁された。
タリーのヘソ出しのショートタンクトップ姿を見て戸惑うマーロの姿、手際よく子守道具を確認するタリーの姿、澄んだ青い目が特徴的なタリーがマーロに「私を頼って。あなたも同じよ」と子守だけでなく、マーロにも自分に頼って欲しいと優しい言葉をかける姿と、「2階で休んで、おやすみ」とタリーがマーロに語りかける姿、タリーの若いのに頼りたくなるような不思議な魅力が詰まった場面写真が解禁された。
仕事に、家事に、育児にと多忙な日々を過ごしながら誰にも頼ることもできず、かつて夢見た〈未来〉とは違う〈今〉にため息をつく大人たちに、間違いなく目の覚めるサプライズを贈る、観る者の心もケアしてくれるミステリアスなヒューマン・ドラマ『タリーと私の秘密の時間』に是非ご期待頂きたい。
ストーリー
「わたし、ひとに頼れないの」――仕事に家事に育児と、何ごとも完璧にこなしてきたマーロは、3人目の子供が生まれて、ついに心が折れてしまう。そんな彼女のもとに夜だけのベビーシッターとしてタリーがやってくる。彼女はタメグチのイマドキ女子なのに仕事は完璧。マーロの悩みも聞き、見事に解決してくれる。自由奔放なタリーと不思議な絆を深めていくうちに、マーロも本来の輝きを取り戻していくのだが、タリーは何があっても夜開け前に姿を消し、自分の身の上は決して語らないのだった――。
作品タイトル:『タリーと私の秘密の時間』
出演:シャーリーズ・セロン、マッケンジー・デイヴィス 他
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コディ
2018年/アメリカ/英語/カラー/ヴィスタサイズ/1時間35分
日本語字幕:中沢志乃
原題:Tully
レイティング:G
配給:キノフィルムズ
公式サイト:tully.jp
コピーライト:(c) 2017 TULLY PRODUCTIONS.LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
8月17日(金) TOHOシネマズ シャンテほか、全国ロードショー